Google は今年 6 月に Chrome ブラウザに好ましくない広告を掲載しているサイトでの広告を非表示にする方針を明らかにしましたが、来年 2 月 15 日からそれを実施することが分かりました。Chrome の広告ブロッカーは現在開発中の Chrome 64 に組み込まれており、1 月 23 日に正式リリースされる予定です。次の Chrome 65 は 3 月 6 日にリリースされる予定なので、広告ブロッカーはサーバサイドの設定によって制御されるものと見られます。好ましくない広告とは、一般消費者のデジタル広告体験を改善する目的で 2018 年 1 月に始まる Better Ads Experience Program で規定されたガイドラインで対象になったものを指します。例えばデスクトップ環境だと、ポップアップ広告、音声付きで動画を自動再生する広告、カウントダウンを伴う広告が対象となっており、モバイル環境ではポップアップ広告、プレスティシャル広告、密度が 30% を超える広告、点滅する動画広告、サウンド付きの動画広告の自動再生、カウントダウン広告、フルスクリーンスクロールオーバー広告、大きなスティッキー広告が対象になっています。ガイドライン違反は広告エクスペリエンスレポートを通じてサイト管理者に報告され、サイト管理者は違反を修正するとサイトを再審査のために申請することができます。違反の報告から 30 日が経過しても修正されない場合にはそのサイト上に掲載されている広告の表示を Chrome で停止するということです。このような取り決めも
Better Ads Experience Program の中で定められています。現時点で Better Ads Standards は欧州と北米のデスクトップとモバイル環境向けに開発されているので、日本市場はサポートしていないと見られます。Source :
Google
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