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“ここからさらに前に足を一歩ずつ踏み出していきたい” Scarf & the SuspenderS、デビューEP『Invitation』リリパで音楽シーンへの一歩を踏み出す―OTOTOYライヴレポ

“ここからさらに前に足を一歩ずつ踏み出していきたい” Scarf & the SuspenderS、デビューEP『Invitation』リリパで音楽シーンへの一歩を踏み出す―OTOTOYライヴレポ

2017年12月8日(金)恵比寿 BATICAにて、Scarf & the SuspenderSがデビューEP『Invitation』のリリースパーティーを開催。

この日の東京は冷たい雨が降り続いていたものの、バンドへの期待感を表すようにソールドアウトとなった会場は1F、2F共にぎっしり満員の観客が詰めかけ大いに盛り上がった。

2014年より都内を中心に活動を開始した彼らは卓越した演奏力でブラック・ミュージックからの影響を色濃く感じさせるサウンドを奏で、深夜路上のフリースタイルで鍛えたというMC・前田拓也 a.k.a Scarfによる言葉巧み且つ等身大の日常を綴った歌詞をラップする注目のアーティスト。リリースパーティーはゲストライヴにあっこゴリラ、DJにBREADMAN(partyparty)、Kut(Tonic Show)、オープニングアクトにLow Cul Tokyoを迎えて行われた。

山下達郎「SPARKLE」をサンプリングしたBOO feat MURO「SMILE IN YOUR FACE」が流れる中、福永知史(Gt)、井上惇志(Key)、Little Woody(Ba)、ヒロセヒロユキ(Ds)に続いて前田がステージに姿を見せると、ライヴへの思いを綴ったフリースタイルからライヴをスタート。“やってることはなにも変わらない”とアティチュードを示しながらフロアを揺らすと、どっしり重たいビートの上を鍵盤、ウッドベースとギターが続き『Invitation』からの「スカーフとトワレ」へ。途中、オリジナルのリリックを変え“なあ恵比寿 BATICA この先何マイルでもまだ行ける”と語り掛けるようにラップする前田は、曲を終えると“ハイ、毎度ど~も~Scarf& the SuspenderSですよ~”と関西訛りで第一声。クールな楽曲とのギャップに思わずズルっとなりつつも、バンドの素顔が垣間見えてより興味が湧いてきた。「テンポ」では、音源の以上に前に出てくる印象のウッドベースとバスドラが重なり二重構造でお腹にドスンとくる厚いリズムを作りだし、自然と体を揺さぶられた。

観客を巻き込んで熱く盛り上がった「行動」、曲をリードするウッドベースとドラム、ファンキーなオルガン、早口のラップ、指弾きによるアタックの強いギターソロで文字通り前のめりにさせられた「マエノメリ」で盛り上げると、MCを挟みキーボードのリフ中心なループに乗せて歌う新曲も披露。ノスタルジックな音像を感じさせる曲だった。ライヴは『Invitation』リード曲のアッパーチューン「K.I.K.E」でクライマックスへ。終盤、ブレイクしてからジャジーな展開を挟み、フロア一体となる熱い盛り上がりを見せた。「はける場所ないんで(笑)」と一瞬でアンコールへ突入すると、Little Woodyがデザインを担当したという『Invitation』のジャケットについてのエピソードをMCで披露。じつはあるバンドの作品のリスペクトとオマージュになっているという。さらに“1人だけInvitationを渡すなら誰に渡すか”というテーマでメンバー各々のヒーローとなっていうアーティストの姿が描かれているとのことで、マリーナ・ショウ、カーティス・メイフィールドなどの名前が挙がる中、前田がInvitationを渡したい相手が「クロノ・トリガー」等ゲーム音楽で知られる作曲家・光田康典だったのが意外だった。

ラストは「今日は本当に来てくれてありがとうございます。今日は特別な時だったから、普段はあんまりやらへんねんけど、最後にこの曲を贈りたいと思います」との前田のMCから歌われた「もう一歩 – One more step -」でチルアウト。「みなさんが明日に向かう一歩が、最高な、いやコイサーな一歩になるように」とメッセージを贈り、大歓声の中リリースパーティーを終えた。ライヴ中盤、前田は「ここはスタート。ここからさらに前に前に、足を一歩ずつ踏み出していきたい」とMC。Scarf & the SuspenderSが歩いていく道がどんなものになっていくのか注目しよう。

取材・文:岡本貴之
ライヴPHOTO:ASAKURA YUMIKO

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〈Scarf & the SuspenderS Debut EP “Invitation” release party!!〉
2017年12月8日(金) @恵比寿 BATICA
出演:Scarf & the SuspenderS
Guest Live : あっこゴリラ
DJ : BREADMAN(partyparty) / Kut(Tonic Show) / ヒロセヒロユキ(Scarf&the SuspenderS)
Opening Act : Low Cul Tokyo
Food : イノウエカレー

リリースイベント情報
Scarf & the SuspenderS『Invitation』リリース記念 ミニライブ&特典お渡し
開催日時: 2017年12月22日(金) 21:00~
場所: タワーレコード渋谷店 4Fイベントスペース
内容: ミニライブ&特典お渡し
出演: Scarf & the SuspenderS
観覧方法: フリー

ライヴ情報
Scarf & the SuspenderS 
2018年2月12日(月・祝) 下北沢251
※詳細未定

作品情報
Scarf & the SuspenderS
Debut EP 『Invitation』
2017/11/22 On Sale
PECF-3193 ¥1,500 (Incl.tax)
Track List
1. K.I.K.E
2. スカーフとトワレ
3. みえる
4. 行動
5. テンポ
6. 嗚呼

※『Invitation』OTOTOYから配信中
https://ototoy.jp/_/default/p/85880

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Scarf & the SuspenderS “K.I.K.E” (Official Music Video)

https://youtu.be/_aaxCGcCPC4
プロフィール
MC:前田拓也 a.k.a Scarf / Gt:福永知史 / Key:井上惇志 / WoodBass:Little Woody / Ds:ヒロセヒロユキ
2014 年末より都内を中心に活動を開始。新世代感溢れるフレッシュでコ ンシャスな音楽性は、バンドでありながら HIP HOP の真髄を的確に捉えている。ライブパフォーマンスはオルタナティブかつソウルフルで、クラウ ド達から高い評価を得ており、自身で主催する隔月定期イベント “One more step!!”@ 渋谷 club asia は 400 人以上を動員するまでに成長させた。
また SPACE SHOWER MUSIC 主催イベント “singles ~ more good music ~ “@Shimokitazwa 251 では満員のなかトリをつとめるなど多方 面から注目を集めており、これからのシーンに大きな足跡を残す事 は確実である。

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