Google は 12 月 6 日、Android の新バージョンとなる「Android 8.1 Oreo」の最終リリースを発表しました。Android 8.1 は、今年 8 月に登場した Android 8.0 Oreo のマイナーアップデート版で、ニューラルネットワーク API を利用したオンデバイス型の AI 機能が備わり、メモリ容量の少ない低スペックマシンでの動作に最適化した派生版「Android Oreo(Go Edition)」を利用することが特徴です。これらの変更は Android の可能性と対応デバイスを広げるものになるので Android 界に大きな変革をもたらすと言えます。ソースコードは本日より AOSP での公開が開始され、来週より Nexus / Pixel スマートフォンに OTA アップデートが配信されます。2017 年 12 月分のセキュリティパッチを適用したファクトリーイメージと OAT イメージは既に公開済みなので、手動でアップデートすることもできます。Android ベータテストのユーザーも同様に、今後のアップデートで公式版に変更されます。新機能は他にも、API レベル 27 への対応、オートフィル API の機能拡張、アプリによるセーフブラウジングへの対応、Pixel 2 シリーズの「Pixel Visual Core」の有効化なども行われています。Android 8.1 に関する詳細は
こちら、また、Android Go に関する詳細は
こちらをご覧ください。、Source :
Android Developers、
ファクトリーイメージ、
主な変更点
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