KDDIがHTCと日本市場向けに開発したAndroid4.0スマートフォン『HTC J ISW13HT』を発表
KDDIは、HTC製のAndroidスマートフォン『HTC J ISW13HT』を5月下旬以降に発売することを発表しました。2月にスペイン・バルセロナで開催された『Mobile World Congress 2012』で、KDDIとHTCが日本市場に特化したスマートフォンの開発について発表していた製品で、ワンセグ、『おサイフケータイ』、赤外線通信に対応しています。
OSはAndroid4.0で、KDDIが夏モデル以降に提供する『auウィジェット』、ドコモ絵文字に対応する新しい絵文字に対応します。HTC独自のユーザーインタフェースは『Sense4.0』を搭載し、メール着信通知からアンロックしてメールのスレッドを開けるほか、ウィジェットによるカスタマイズが可能。
ディスプレーは約4.3インチのQHD(960×540ドット)。CPUは1.5GHzの『Snapdragon』MSM8660Aデュアルコアで、16GBの内蔵メモリーを搭載します。バッテリー容量は1810mAh。W-FiテザリングとWiMAXにも対応。
800万画素のメインカメラは、F2.0の明るいレンズと独自チップの『imagineChip』を搭載し、0.7秒の起動、0.2秒のオートフォーカスが特徴。10人までの集合写真で、連写後に笑顔の数が最大、まばたきの数が最小の写真を合成する機能、異なる露出の写真を1枚に合成するHDR撮影、最適のフラッシュを5段階で調整する機能、4FPSの連写撮影などが利用できます。動画撮影では手ぶれ補正、動画撮影中の静止画撮影、4倍速のスローモーション撮影に対応。
高音質のオーディオも特徴で、ヘッドホン『Beats by Dr.Dre urBeats In-Ear Headphones』が付属。本体にヘッドホンを装着すると、ヘッドホンの音質を最適にする信号処理が起動します。
日本市場向けに、本体デザインも重視。グローバルモデルでは基本的に1色のラインアップとなるHTC製品ですが、『HTC J』ではレッド、ホワイト、ブラックの3色をラインアップ。ディスプレー部のガラスは角に丸みを持たせた3Dガラスを採用しています。
KDDIは、5月8日から発売日までに購入を宣言後、発売日から7月31日までに購入すると、電池パックと専用ジャケットを全員に、さらに抽選で500名にヘッドホン『Beats Solo』をプレゼントするキャンペーンを開催します。
キャンペーンサイトURL:
http://cp-entry.kddi.com/j/
『HTC J ISW13HT』主な仕様
サイズ:約W66×H132×D10.0mm(最厚部約11.2mm)
重量:約142g
連続通話時間:約560分
連続待ち受け時間:約310時間
OS:Android 4.0
ディスプレー:約4.3インチ 有機EL
カメラ:約800万画素CMOS
インカメラ:約130万画素CMOS
外部メモリー:microSDHCメモリーカード(最大32GBまで)
Eメール:対応
Cメール:対応
テザリング:対応
Wi-Fi:IEEE802.11a/b/g/n
Bluetooth:4.0
ワンセグ:対応
赤外線:対応
おサイフケータイ:対応
カラー:レッド、ホワイト、ブラック
参考記事:
携帯キャリア間で絵文字共通化の取り組み始まる auがドコモ絵文字に合わせた新デザイン採用へ
https://getnews.jp/archives/192713
宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます
ウェブサイト: http://mogera.jp/
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