そうきたか!寒い北海道を優しく温めるポトフのお店「ムラタ・ポトフー」に潜入【北海道】

access_time create folderグルメ
f:id:mesitsu_lc:20170904065727j:plain

とにかく寒いんです。

夏が終わり、あっという間に過ぎる秋。

北海道に長い長い冬がやってきます。

そんな中、道産子に朗報です!

北海道に何度か訪れている観光の方にも朗報です!

小樽市銭函で見つけちゃいました。

路地の一軒家に控えめな看板。

なんとここは、

全国的にも珍しい、ポトフに特化したお店!

その発想はなかったです。

道産食材で作るポトフ、たまりません。

今回は銭函にある「ムラタ・ポトフー」をご紹介します!

住宅街にある隠れ家を発見!

f:id:mesitsu_lc:20170904070351j:plain

路地へ、もっと細い、路地へ。

大きな通りに目もくれず。

探検していると見つかるんですよ、名店が。

北海道を拠点に食べ歩きをしております、メシ通レポーターの裸電球です。

今回は、小樽・銭函エリアにやってきました。

早速ですが、ご覧ください、この外観。

周りは住宅街、完全に隠れ家です。

f:id:mesitsu_lc:20170904070403j:plain

見つけたのはこのお店!

ムラタ・ポトフー です。

店名に料理名が組み込まれているということは、

専門店ということでしょう!

それにしても

ポトフで勝負するなんて。

そうきたか! という感じですよね。

f:id:mesitsu_lc:20170903085458j:plain

広い店内ですが、席はゆったり。

かなりぜいたくなつくりです。

オシャレな雰囲気で、高級感があります。

お店の中央には半円型のカウンター。

ちょっと!

すでにいい!!

名店に出会った予感がプンプンします。

なぜ「ポトフ」なんですか?

f:id:mesitsu_lc:20170904063416j:plain

店主の村田さんです。

明るくにこやかにいろいろと教えてくださいました。

お店の一点突破なメニュー、さらに隠れ家的な雰囲気ですから、

写真撮影や取材はNGかと思い、ドキドキして飛び込んだのですが……。

「ポトフの大変さを知ってもらいたい」と快諾。

ありがとうございます!

f:id:mesitsu_lc:20170904063459j:plain

ホテルで経験を積んだ村田さん、

お店を開店されて、間もなく4周年を迎えます。

銭函からほど近い札幌市手稲区が実家。

「お店の周辺は冬、誰もいないのを知っていたから」

すごい理由で、この場所を選んだんですね。

フランスの家庭料理、ポトフに特化してオープン!

全国にそういうお店はたくさんあるかと思いきや、

意外とないんだなと、最近になって気づいたそうです。

いや、村田さん。

ホント、聞かないですよ、ポトフの専門店!

早速いただきましょう!

f:id:mesitsu_lc:20170903085652j:plain

▲北海道産豚スネ肉のプティサレと野菜の特製ポトフー 1,280円

すごい!

私の家で出てくるやつと違う。

こういうと、妻に失礼ですが……(笑)

本当に違うんですもの!

ポトフってこんなに美しいものでした?

皆さんのお家のポトフ、どんな感じですか?

ウチは野菜を煮て、市販のコンソメをポンと入れる感じです。

f:id:mesitsu_lc:20170904065727j:plain

北海道産の豚スネ肉です。

ホロホロほどけるような食感。

驚くほどに柔らかい!

そして、強烈にうまい!

塩漬けした豚肉なのですが、

そのまま煮ると、スープの味が乱れるので、別々に作るそうです。

f:id:mesitsu_lc:20170904064207j:plain

北海道の野菜の美味しさ、堪能できます。

本当に甘いんです!

驚きますよ、この甘さ。

ポトフの味わいは塩分控えめ。

最初の一口は優しく、その次の一口、次の一口と、

どんどんおいしさが増していきます。

f:id:mesitsu_lc:20170904070416j:plain

地元の人でも見つけるのは困難な立地ですが、

アンテナの高い人はいるもので。

観光の方も訪れるそうです。

海鮮やジンギスカンなど、有名どころを食べ尽くした人が、

「本当の北海道」を味わいにやってくるんですね。

魚介を味わうならブイヤベース

f:id:mesitsu_lc:20170904063927j:plain

▲本日の特製ブイヤベース 1,380円

ポトフで豚肉と野菜を楽しみ、

今日はぜいたくに、ブイヤベースもお願いしました。

それにしても。

お値段、控えめですよ。

「本日の」ということで、旬の食材が味わえます。

銭函は目の前が海!

小樽の市場から新鮮な海産物が入るんです。

f:id:mesitsu_lc:20170904064013j:plain

この日は真鱈(マダラ)です。

うま味がすごい!

もう、止まりません。

身体の中からポカポカとしてきました。

他にもソイやメバル、カスベに秋シャケなど、

旬の食材が楽しめるブイヤベースです。

f:id:mesitsu_lc:20170904064250j:plain f:id:mesitsu_lc:20170904063729j:plain

白貝にアサリ、ツブと貝類もたっぷり。

シンプルな料理、だからこそ、ごまかしはききません。

北海道の食材のうま味が溶けでたスープ。

ああ、おいしい!

銭函になかなか来ることのできない常連さんは、

これを2杯食べていくそうです。

その気持ち、わかります!

ポトフの概念が変わる専門店の味

f:id:mesitsu_lc:20170907160749j:plain

フランスの家庭料理ポトフ。

オーナーシェフ、村田さんの丁寧な料理と、北海道の食材とが手を結び、

とんでもなくおいしい1杯に出会えました。

こうなると、寒いシーズンも悪くないですね。

冬=鍋、そして鍋=日本酒の頭しかありませんでしたが、

今年からはポトフとワインで大人の階段上りたいと思います!

北海道にお住まいの方はもちろん、

札幌や小樽からのアクセスが抜群なので、

観光でも寄っていただきたいお店です。

誰かこの感動を、共有してください!

お店情報

ムラタ・ポトフー

住所:北海道小樽市銭函3丁目23-23

電話番号:0134-61-3338

営業時間:11:30~15:00、17:00~21:00

定休日:月曜日・第3火曜日

※この記事は2017年9月の情報です。

※金額はすべて消費税込です。

書いた人:裸電球

裸電球

北海道を拠点に食べ歩き。CATVでグルメ番組のレポーターを担当したことをきっかけに、ハシゴ酒が趣味となる。入りづらいお店に突撃するのが大好き。現在はフリーで、映像制作とライターの仕事をしている。 ブログ:「裸電球ぶら下げて」

過去記事も読む

関連記事リンク(外部サイト)

お寿司がセットメニューってウソでしょ?店名は「お好み焼 YO-KI」なのに【北海道】
今年で販売開始から30周年!「チョコブリッコ」の魅力に迫る【北海道】
「スペシャルサンド」でサンドイッチの奥深さに迫る!それも……挟んじゃいます?【北海道】

  1. HOME
  2. グルメ
  3. そうきたか!寒い北海道を優しく温めるポトフのお店「ムラタ・ポトフー」に潜入【北海道】
access_time create folderグルメ
local_offer

メシ通

食を楽しみたいあなたのスキマ時間を、笑顔と感動と知って得する情報で満たす「グルメ情報マガジン」です。平日は休まず更新中。

ウェブサイト: http://www.hotpepper.jp/mesitsu/

TwitterID: mesitsu

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。