【ラクちん掃除術】トイレの黄ばみ汚れを簡単に取る裏ワザ
トイレの気になる黄ばみ汚れを取る掃除術をご紹介。重曹とクエン酸を使った手軽な方法だから、すぐ実践できるはずですよ。トイレの黄ばみを予防する方法も必見!
目次
黄ばみの原因は「尿石」だった
トイレの黄ばみの掃除方法
トイレの黄ばみを予防するには
黄ばみの原因は「尿石」だった
トイレの黄ばみの原因は、尿に含まれるカルシウムなどが結晶化した尿石です。
さらに、放っておくと尿や尿石の成分が腐敗してバクテリアが増殖、悪臭が発生してしまいます……。
【黄ばみができやすい場所】
トイレの中で黄ばみができやすい場所は、主にこちらの4ヶ所です。
便座の裏
意外なことに、便座の裏側の汚れは女性の小用の飛び散りがその原因の多くを占めています。
男性と違って女性は便座を上げることが少ないため、尿の飛び散りになかなか気付かないのです。
便器のフチ裏
便器のフチの汚れは、立って見下ろしただけでは見えにくく、汚れがたまるまで気付きにくいものです。
また、フチの裏までトイレブラシが届きにくいため、放っておくとガンコな汚れになってこびりついてしまいます。
床
主に男性が立って用を足すことで尿が飛び散り、黄ばみや悪臭の原因になります。
さらに飛び散った尿がトイレスリッパの裏に付着して、周囲に拡散してしまう可能性も。
壁
実は、床と同様トイレの壁にも尿は飛び散っています。床と違って汚れに気付きにくく、防水ではない壁紙の場合は黄ばみや臭いが染みついてしまいます。
トイレの黄ばみの掃除方法
トイレの黄ばみはためこまず、すぐにきれいにしましょう!
トイレの便器や便座の黄ばみの取り方
© PIXTAトイレの便器や便座の頑固な黄ばみは、クエン酸と重曹を使っておとしましょう。
2ステップの掃除方法をご紹介します。
STEP1.クエン酸で黄ばみ汚れを浮かせる
黄ばみの原因となっている尿石は、アルカリ性。こすり洗いをする前に、酸性のクエン酸を使って汚れを浮かしましょう。
こすり洗いが楽になりますよ!
【材料】
ゴム手袋
スプレーボトル
ラップ
クエン酸・・・小さじ2
水・・・200cc
【手順】
ゴム手袋をつけます。
スプレーボトルに水を入れ、クエン酸を入れてしっかりと溶かしましょう。
黄ばみが気になる部分をおおうように、トイレットペーパーを貼り付けます。
クエン酸水を、上からたっぷりとスプレー。
ラップを上からかぶせ、2時間以上放置します。(※以下STEP2に続く)
【ついでに床や壁もクエン酸水で掃除】
壁や床の黄ばみにもクエン酸水を使いましょう。トイレ内の消臭にも役立ちますよ。
使い方は、クエン酸水をスプレーし、古布などでふき取れば終了!
床の場合は、ほこりや髪の毛を取り除いてからスプレーしてくださいね。
STEP2.重曹で黄ばみ汚れをこすり落とす
クエン酸スプレーで汚れを落としやすくしたら、つぎは重曹の出番。
重曹には研磨剤としての効果もあるため、固くこびりついたガンコな汚れを落とすのに効果的です。
【材料】
重曹・・・適量
【手順】
クエン酸水パックが終わったら、ラップとトイレットペーパーを外します。
重曹をたっぷりとふりかけて、ブラシでしっかりと汚れをこすり落としましょう。
【便器のフチ裏掃除におすすめ裏ワザ】
狭いフチ裏の奥までは、トイレブラシがなかなか届きません。
古いストッキングで、使い捨てのフチ裏用ブラシを作りましょう!
【材料】
ゴム手袋
割り箸・・・一組
古いストッキング
輪ゴム
【手順】
15cmほどの幅に切った古いストッキングを、割り箸の先に巻き付けます。
輪ゴムで数カ所、しっかりととめます。
ゴム手袋をつけます。
ストッキングを巻き付けた先端で、フチ裏の汚れを掃除しましょう。
古いストッキングや割り箸を用意するのが面倒な場合は、古い歯ブラシを使ってもOK!
トイレの黄ばみを予防するには
© PIXTA黄ばみは放置してしまうと、なかなか落としにくくなってしまいます。黄ばみ予防のためにも、できれば毎日掃除をしましょう。
もし掃除ができない場合は、クエン酸水スプレーだけでもしておくのがおすすめ。クエン酸には抗菌・消臭作用があるため、雑菌の繁殖を防ぐ効果が期待できます。
いかがでしたか? トイレの黄ばみは付いてしまうとなかなか落としにくい汚れです。
黄ばみが気になったら、ご紹介した掃除方法を是非試してみてくださいね。
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