ブラウザ上でゲームを作って共有できる『KEROCKETS』がサービス開始

ブラウザ上でゲームを作って共有できる『KEROCKETS』がサービス開始

ワイドテックは、ブラウザ上でゲームを作ってユーザー間で共有できるコミュニティサービス『KEROCKETS(ケロケッツ)』をリリースしました。グラフィックや音などゲームの素材も共有でき、ゲームと同様に評価やコメントをつけたり、ランキングが発表されるのが特徴です。

『ケロウェア / スネーク』の編集画面 パラメーターやフラグを設定

ゲーム制作はブラウザ上で動作するソフト『ケロウェア』を利用します。ユーザーはフィールド上にオブジェクトを配置後、パラメーターやフラグを設定してさまざまな種類のゲームを制作可能。初心者は、コピーを許可しているゲームをカスタマイズしてゲームを作ることもできます。

シューティングなどが作れる『ケロウェア / リザード』

『ケロウェア』にはアクション、アドベンチャー、アクションRPGなどの制作に向けた『ケロウェア / スネーク』と、シューティング、縦スクロールアクション、迷路ゲームなどの制作に向けた『ケロウェア / リザード』の2種類があり、今後も新しい種類の『ケロウェア』を追加していく予定。

素材リスト

ゲームを作るのは難しいという人は、素材の提供で参加することも可能。「背景」「アイテム」「キャラクター」「BGM」「効果音」などカテゴリー別に公開し、ゲーム用の素材として利用してもらえます。

制作したゲームや素材はユーザーのマイページ『アトリエ』で公開

制作したゲームや素材はユーザーのマイページ『アトリエ』で公開されます。『アトリエ』では好きなゲームをブックマークしたり、テーマを決めて登録したゲームをリストとして公開可能。好きなクリエーターをフォローしてフィードを確認したり、『アトリエ』にコメントを残すなどSNS機能も利用できます。

ゲームのプレイ画面

ゲームを遊ぶユーザーは、ログインすることなくゲームがプレイ可能。トップページのオススメや検索、ランキングなどでゲームを見つけてプレイしてみましょう。ハイスコア機能もあり、ユーザー同士でランキングを競い合うこともできます。

ブラウザでゲームが作れるサービスとして『Rmake』や『wonderfl Flash-Games』、『タルク星の人々』、サービスを終了した『ニコゲー』などがあり、それぞれが特色あるコミュニティを形成していますが、『KEROCKETS』ではどのようなゲームクリエーターとユーザーのコミュニティが形成されるのでしょうか。今後の盛り上がりに期待したいと思います。

※画像は『KEROCKETS』より引用
『KEROCKETS』
http://www.kerockets.jp/

参考記事:
ブラウザだけでゲームが作成できるサービス『Rmake』
https://getnews.jp/archives/44688

スパイクがFlashゲームを作って共有する新サービス『ニコゲー』をリリース
https://getnews.jp/archives/76909

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shnsk

宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます

ウェブサイト: http://mogera.jp/

TwitterID: shnskm

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