武井壮「マーベル映画にスタント&CG無しで出演するのが目標」漫画家・種村有菜と作品の魅力を語る

武井壮、種村有菜

『アベンジャーズ』を始めマーベルのアクション映画を愛する人気漫画家の種村有菜さん(『神風怪盗ジャンヌ』ほか)が、注目の男性とマーベルの魅力を語り合う連載企画第2弾! 第2回のゲストは、“百獣の王”を自称するタレント、武井壮さん。少女漫画家VS百獣の王という異種格闘技のような顔合わせになりましたが、コミック文化を愛するという共通点があり、マーベル談義が弾みました。9月6日(水)よりMovieNEXが発売となる最新作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』についても、おふたりから期待が寄せられました。

【種村有菜】プロフィール
漫画家。「りぼん」掲載の『2番目の恋のかたち』でデビュー。主な作品に『イ・オ・ン』、『神風怪盗ジャンヌ』、『満月をさがして』、『紳士同盟クロス』がある。現在は「31☆アイドリーム」を「MELODY」で連載中。アニメ化された作品も多く、『アイドリッシュセブン』アニメ版ではキャラクター原案を手がける

【武井壮】プロフィール
タレント。1973年5月6日生まれ、東京都出身。元・陸上十種競技の日本チャンピオン。世界マスターズ陸上の4×100mリレー(M40クラス)では金メダルを獲得。その卓越した運動神経と鍛錬した肉体を活かし、「戦え!スポーツ内閣」(MBS/関西ローカル)など、TVのスポーツ番組、バラエティ番組などに幅広く出演中。 ツイッター、インスタグラム オフィシャルアカウント @sosotakei

武井壮、種村有菜

―おふたりがマーベルのヒーローたちと出会ったのはいつごろですか。

武井:僕はスポーツばっかりやっていると思われがちだけど、実は子供の頃から44歳の今に至るまで大の漫画好き。日本の少年漫画はもちろん、「スパイダーマン」などのアメリカン・コミックスも好きだったんですね。大人になってアメリカへ留学したとき、生きた英語を身につけるためアメコミを再び読むようになって、改めてそのテーマなどが面白いなと感じ始めた。子供のときに下地はできていて大人になって本格的にハマった、という感じでしょうか。逆に、種村先生のような女性がマーベルを好きになるきっかけって、なんだろう? 気になりますね。

種村:私は映画からなんです。職業は少女漫画家ですが、もともと映画として見るにはラブストーリーよりアクション映画が好き。マーベルの映画は5年前に『アベンジャーズ』が公開されたときに見て、そこから一気にハマってしまいました(笑)。

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武井:ということは、けっこう最近だ。たしかに、映画から入る人は多いですよね。僕も最初に『アイアンマン』を見て、実写になったことでぐっとリアルに感じ始めた。近いうちにアイアンマンのパワードスーツが実現して、自分があのスーツを着て空を飛べるんじゃないかとすら思っていますからね。

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種村:たしかに。武井さんの身体能力を持ってすれば、空も飛べそう。

武井:『アベンジャーズ』が日本で公開されたときは、PRの企画で「アベンジャーズ全員を倒す」というシミュレーションをやってみたんです(笑)。「やっぱりハルクだけは無理だな」とかやって、見た人がけっこうウケてくれて。

種村:面白そう。もう一度シミュレーションするなら、マーベルのヒーローの中で誰に勝てそうですか?

武井:デアデビル(ドラマシリーズ『マーベル/デアデビル』)とは張り合えるんじゃないかな。彼は盲目だけど普通の人間で、自分で鍛えた肉体が武器なので。同じく、キャプテン・アメリカも肉体が武器だけど、極秘実験で改造されて人間以上のパワーが出ているから、勝てないかも。それに、オレの得意な投石が効かない(笑)。猛獣と戦うときは、まず離れたところから石を投げるというのがオレの攻撃パターンなんだけど、キャプテンは盾を持っているから、意外と倒しにくいんです。

デアデビル

種村:なるほど。私はヒーローの中で一番、キャプテンが好きなんです。あの古風な感じがたまりません。

キャプテン・アメリカ

武井:僕はマイティ・ソー。自分が「たけい・そう」で名前が一緒だから感情移入しちゃいますよね (笑)。

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種村:本当だ! すごい偶然ですね。

武井:『マイティ・ソー』には浅野忠信さんがホーガン役で出ていて、すごく衝撃を受けたんですよ。僕の目標のひとつとして、いつかマーベルの映画に出たいというのがあって、どんな役でもやりますし、アクションならスタントなしでやれる自信があるし、監督に『彼ならCGなしでいけるからこの役を!』と感じさせたいです…。可能性はゼロではないと思っています。アイアンマンを演じるロバート・ダウニーJr.だって、『アイアンマン』の公開時は43歳だったわけですからね。

―改めて、マーベルの映画の魅力はどんなところにあると思いますか?

武井:ストーリーも見応えがあるけれど、やっぱりアクション場面にしびれます。すぐ影響されて自分で試したりもするんですよ。アイアンマンが猛スピードで空から落ちてくるときの微動だにしない着地ってできないかなと思って、ベッドから飛び降りて、ダーン!と着地してみたり(笑)。ステイタスという点でも、アイアンマンことトニー・スタークのようにセレブリティな生活を送ってみたいと思いますよね。『アイアンマン3』に出てきた海辺の崖の上の家なんてすごかった。僕もあんな家を立てるのを人生の目標にしています。

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種村:私もあの海辺の家はかっこいいと思います。でも、それを映画の中で破壊しちゃうんだってビックリしました。

武井:そうそう。それに、ヒーローたちがパワフルなだけでなく知的でしょう。トニーは工学者だし、ハルクに変身するブルース・バナーだって天才科学者。女性にはそういうところが“刺さる”のでは?

種村:たしかに、女性はそういうギャップに弱いかも。私なんて自分より1センチ背が高いだけでも、何かひとつ尊敬できるところがあれば、キュンとしちゃいますから。

武井:先生、それは理想が低すぎるでしょ!!(笑)

―そんなマーベルの最新作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』のMovieNEXが9月6日に発売になりますが、どんなところに期待しますか?

種村:ピーター役のクリス・プラットがとにかくかっこいい! めちゃくちゃタイプなんです(笑)。第1作の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』では、もうずっと“クリプラ”しか見ていなかったぐらい。キャラクター的にも、宇宙のはみだし者でちょい悪なピーターは面白いですよね。

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武井:オレは、かわいいベビー・グルート(樹木型ヒューマノイド)にひかれますね。もし、肩に乗せて公園を散歩できたら、女性から『それ、木ですか?』なんて質問されて、モテるんじゃないかな(笑)。

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種村:ストーリーの面でも、いろいろ気になります。インフィニティ・ストーンの話など、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018年4月27日公開)につながってくると聞いているので、ちゃんと予習しておかなきゃ。

武井:先の展開も気になるけれど、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズはとにかく笑える内容だから、子どもも一緒に家族みんなで見られるのがいいですよね。

―最後に、今回、対談してみていかがでしたか?

武井:種村さんは少女漫画家ということで、おとなしい人なのかなと思ったら、陽気なお姉さんという感じで意外でした。お話しやすかったです。

種村:そうですか(笑)。武井さんは自分を鍛えるために、お酒を飲まないタバコも吸わないということで、そのストイックな生き方に感銘を受けました。私も見習ってダイエットを頑張らないと。

武井:自分ではストイックとは思っていないんです。自分にルールを課しながら頑張ることで得られる喜びの方が結果的にずっと大きいので、むしろ享楽的なんです。でも、それはヒーローたちも同じなんじゃないかな。けっこうそのへんの考えも、子供の頃から読んできた漫画に教えられたことなんですよ。

種村:私も少女向けの作品を描いてきたのですが、漫画が読者に与える影響って大きいんだなぁと改めて思いますね。

武井:そうですよ。種村さんは本当にアクションが好きなんだなと感じたので、いつか少年漫画のようなゴリゴリのアクションも描いてほしいですね。

種村:ありがとうございます。その漫画には、ソウという名前のヒーローが出てきたりして(笑)。いつか武井さんの姿をハリウッドのアクション映画で見るのを楽しみにしています!

武井壮

武井壮

種村有菜

種村有菜

Writer:小田慶子
Photo:周二郎

【関連記事】マーベル映画について漫画家・種村有菜&人気俳優・佐藤流司がトーク! 「大人でも熱中できるヒーロー映画」
https://getnews.jp/archives/1765465 [リンク]

作品情報

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『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』9/6(水)MovieNEX(4,000円+税)新発売、8/23(水)先行デジタル配信開始
本日8月4日(金)より、ベビー・グルートが日本各地に登場する写真を撮って投稿すると、カリフォルニア ディズニーランド・リゾート旅行など豪華賞品が当たる、「アイ・ラブ・ベビー・グルート キャンペーン」スタート!

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』公式サイト
http://marvel.disney.co.jp/movie/gog-remix.html [リンク]
アイ・ラブ・ベビー・グルートキャンペーン
http://marvel.disney.co.jp/movie/gog-remix/groot.html [リンク]

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『マーベル/デアデビル シーズン2』ブルーレイ&DVD発売中、デジタル配信中
http://www.disney.co.jp/studio/drama/1416.html [リンク]

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『アベンジャーズ』MovieNEX(4,000円+税)発売中、デジタル配信中
http://marvel.disney.co.jp/movie/avengers.html [リンク]

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『マイティ・ソー』ブルーレイ+DVDセット(3,800円+税)発売中、デジタル配信中
http://www.disney.co.jp/studio/marvel/1243.html?ex_cmp=MVJ [リンク]

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『マイティ・ソー バトルロイヤル』
11月3日(金・祝)全国ロードショー
http://www.disney.co.jp/studio/marvel.html?order=new&genre=all&titleHead=all&year=all&month=all&media=noSelect [リンク]

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