銀座にコンセプト店オープン! 洋食との相性抜群のケンタッキーウイスキー『Maker’s Mark』ハイボール
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1780年にサミュエル家がケンタッキーに移り住んで以来、機械まかせにせずできる限り人の手でつくるを信念にバーボンウイスキーを送り続けている『Maker’s Mark(メーカーズマーク)』。それを日本人好みのハイボールなどで味わえる『Maker’s Mark CRAFT HIGHBOLL STAND』が東京・銀座に2017年7月18日にオープンしています。
ここでは、『Maker’s Mark』ならではの美味しいハイボールの飲み方や、変わり種のメニューなどを紹介します。
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『Maker’s Mark』といえば、赤い封蝋(包装)が特徴的ですが、これは一本一本手で巻いており、どれもが世界で一本しかないもの。また、パッケージのラベルも6代目のビル・サミュエルズ・シニアの妻マージがデザインし、蒸溜所にある古い印刷機で刷られています。
また、冬小麦から蒸溜した華やかな香りとまろやかな甘みが独特で、発売元のサントリーの担当者は「日本人のテイストにも合う」といいます。
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『Maker’s Mark CRAFT HIGHBOLL STAND』のクラフトハイボール(550円・税込)は、オレンジピールを添えて飲みます。1対4のソーダ割はすっきりとしつつウイスキーの深みも感じさせるので、そのまま飲んでも十分美味しいのですが、「オレンジピールを加えると劇的に味が変わる」とのこと。
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まず、小皿に添えられたオレンジの皮を手にします。
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コツはグラスからちょっと離したところでギュッと絞ること。担当者によると、オレンジの苦味は下部から出て、上部から酸味や甘みが出るということなので、その美味しい部分だけをハイボールにかけるとより美味しいといいます。
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あとは、そのまま皮ごとグラスに入れればOK! 実際オレンジピールを加えるだけで、涼やかな香味がプラスされて別モノといっても良い味に変わりました。最初はそのまま飲んで、二口めからはオレンジピールを入れて変化を楽しむというのも良いかもしれません。
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また、変わり種としてはコーヒー豆をプラスしたハイボール(550円・税込)も。コーヒー特有の香りと苦味がまろやかな口あたりのアクセントになって、意外なほど合っていました。
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また、フルーツや野菜と合わせてシェイクするという新しい飲み方も。まずは食材とウイスキー、氷をシェイカーに入れて豪快に振ります。これにより、フルーツや野菜、ハーブとウイスキーがより溶け合うとのこと。
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そこにソーダを入れて完成。筆者は「ライム&キューカンバー」を飲んでみましたが、ヘルシーでフレッシュな爽やかさが感じられて、暑い夜に飲みたくなる味でした。この「シェイクハイボール」は650円(税込)。
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『Maker’s Mark CRAFT HIGHBOLL STAND』では、ドリンクに合ったフードもラインナップ。「自家製シャルキュトリ盛り合わせ」(700円・税込)は、肉の旨味を手軽に楽しめるメニュー。さっぱりとした中にまろやかさもある『Maker’s Mark』のハイボールと好相性でした。
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スパイスの効いたミートボールの中にチーズを入れた「スタッフドミートボール」(500円・税込)は、一口で食べてしまうにはもったいない程のウマさ。衣が薄く、ミートのじゅわっとした肉汁ととろけるチーズがたまらない一品でした。
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2008年にはじめてハイボールが提供された銀座コリドー街の一角にある『Maker’s Mark CRAFT HIGHBOLL STAND』。平日は16時、土曜は14時からオープンしているので、飲み歩きの最初のお店としてチョイスするというのもおすすめです。
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『Maker’s Mark CRAFT HIGHBOLL STAND』
住所:東京都中央区銀座7-2-14 第26ポールスタービル1F B室
営業時間:平日 16:00~23:30
土曜 14:00~23:30
※L.O.フード22:30、ドリンク23:00
定休日:日曜祝日
電話:03-6263-9919
席数:18席(スタンディング)
メーカーズマーク(サントリー)
http://www.suntory.co.jp/whisky/makersmark/ [リンク]
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乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。
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