【冷凍トマト】トマトはどんどん凍らすべし!?便利すぎる冷凍トマトの初夏レシピ集
皆さん、夏野菜といえばやっぱりトマトですよね!
みずみずしく栄養満点なトマトは、今の季節は特に食卓の主役として大活躍。
抗酸化作用のあるリコピンばかりか、免疫力アップに役立つカロテンも豊富。
そのまま食べてもいいし、煮たり、焼いたりとオールマイティーな食材といえるでしょう。
ところで、トマトには画期的な保存法が存在していることをご存じでしたか?
それはズバリ……
トマトを凍らせて「冷凍トマト」にすること!
トマトは、冷蔵庫や野菜室で数日保存していると水分がなくなっておいしさが失われてしまいます。
なので、すぐに使わないのであれば冷凍保存で新鮮さをフリーズさせてしまう方がオススメなのです。
その方法は超簡単。
トマトを密封袋にまるごと入れて凍らせるのみ。
ちなみに、そのメリットですが…… 皮がむきやすくなる うま味がアップする 味が染み込みやすくなる
など、調理する上で便利&うれしいものばかり。というわけで、今回は冷凍トマトを使った初夏にぴったりのレシピを提案いたします。
ストックしておくと便利! 「冷凍トマトソースパスタ」
冷凍トマトを料理に使う場合は、まず皮をむくところからスタートします。
方法は5秒くらい流水にさらしておくだけ。
これが驚くほどツルンとむけちゃうんですよ!
そして、ひたすら凍ったトマトを
擦るべし!
擦るべし!
擦るべし!
この作業、尋常じゃないくらい手が冷たいのですが、おいしさのためなのでガマンするしかありません。
フライパンではニンニクと玉ねぎのみじん切りを炒めておきます。
ある程度炒めたところで、擦り終わった冷凍トマトをどーーーん!
すっかりシャーベット状になっている冷凍トマト。
これに塩・砂糖・胡椒で味を整えつつ、煮込んでいきます。
これでトマトソースは出来上がり。凍らせてストックしておいても便利です。
今回は普通にそのままパスタに絡めていただきます。
パッと見、何の変哲もないトマトソースパスタですよね。
しかし、食べてみてビックリです。明らかに違いがわかります。
とにかく、うまいんです!!
なんていうんでしょう、トマトの甘味とかうま味がギューっと凝縮されてる!?
何しろもとが丸ごと擦ったトマトですからね。
トマトの魅力が余すところなく使えてる感じ!
トマトソースはトマト料理の基本とも言えるので、冷凍トマトの素晴らしさが直に味わえる料理でもあると思います。
冷たいままでおいしい!「冷凍トマトの冷や汁」
次は、擦り下ろした冷凍トマトを凍ってることも含めて活かせるレシピをご紹介。
まずは、さきほどと同じように、とにかく冷凍トマトを
擦るべし!
擦るべし!
擦るべし!
そして冷や汁の準備に取り掛かります。
サバ缶・味噌・だしをお椀にあけて混ぜ合わせましょう。
水400mlを注いで、崩した豆腐を1/2丁入れます。
小口切りにしたキュウリを乗せて……
千切りにしたシソもトッピングして……
擦り下ろした冷凍トマトをどーーーん!
「冷凍トマトの冷や汁」の完成です!
見た目からしてもう涼しげ。さて、味の方はというと……
……これがですね、もう絶妙!
シャリッとして、口の中に入れるとシュワッと消えていく冷凍トマト……。
シャキシャキのキュウリとボリューミィな豆腐との食感の違いが面白い!
あと意外とトマトとサバって合うんですね……相性いいです。
夏バテが到来し始めた時期にぜひ試してみて欲しいレシピです!
ただ凍らせるだけ!「冷凍ミニトマト丸ごとシャーベット」
もちろんミニトマトだって冷凍できちゃうんですよ!
要領は普通サイズのトマトとまったく一緒です。
密封袋に入れて冷凍庫で保存すればいいのです。
とはいえ、このサイズでは擦り下ろしたりはできないので敢えてこれを料理に使うというのはちょっと難しいかもしれません。
皆さんは、冷凍したミニトマトはどうやって食すべきだと思いますか?
ここで私が推奨したいのは……ずばり、「もうそのまま食べちゃえ!」という一案です。
名付けて「冷凍ミニトマト丸ごとシャーベット」!
この一粒を口の中にポンと入れて、そのまま食べる!
冷凍ミニトマトは、これが一番おいしいと思うんですよね、私は。
イメージとしては、「アイスの実」です。あれのトマト味。
最初はただの氷のように感じるでしょうけど、徐々に口の中で溶けていってトマトエキスがあふれてくる感覚がクセになる!
もちろんローカロリーですしダイエットにも効果的。
ちなみに私、このシャーベットを駆使して1カ月で3kg落としたことがあります。
夏場つい食べ過ぎるアイスの代用品として最適なのです。
冷凍トマトがあれば、夏場の料理の幅もぐぐっと広がるはず。
皆さんも、トマトをどんどん凍らせて、始まったばかりの暑い夏を乗り切りましょう!
※この記事は2017年5月の情報です。
書いた人:西たまお
大学在学中より映像ディレクターを志したものの2年で挫折。その後は映像制作会社で宣伝を務めた後に、広告代理店に社内ライターとして勤務。2016年より独立し、フリーとなった。主にWEBサイトで健康や食に関するさまざまな記事を執筆中。ちなみに現在は、プロフィール写真から30キロくらい太っている。 Twitter:西たまお (@nishi_tamao_)
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