『6月15日はなんの日?』生誕100年を迎えたジャズ界のファースト・レディ、エラ・フィッツジェラルドの命日

『6月15日はなんの日?』生誕100年を迎えたジャズ界のファースト・レディ、エラ・フィッツジェラルドの命日

 6月15日は1930年代から半世紀以上にわたりジャズ界で活躍し、13度のグラミー賞にも輝いた女性シンガー、エラ・フィッツジェラルドの命日。

 エラ・フィッツジェラルドは1917年4月25日、アメリカ・ヴァージニア州生まれ、ニューヨーク州育ち。父親とは幼い頃に離別し、14歳で母親を失い孤児となったフィッツジェラルドは、その後、少年院に入ったりホームレス状態に陥るなど貧しい青春時代を送りながらも、スポットライトを浴びることを夢見る少女だった。

 当初はダンサーを志していたフィッツジェラルドだったが、17歳のときに名門アポロ・シアターのアマチュア・コンテストでシンガーとしての才能を見いだされ、チック・ウェッブ・オーケストラの専属シンガーとして活動を開始。そして、1938年に19世紀から歌われる童歌にジャズ・アレンジを施した「ア・ティスケット、ア・タスケット」を大ヒットさせる。チック・ウェッブの死後はソロシンガーへと転向。スキャットを駆使した華やかな歌声で、数多くのスタンダード曲やポップス、ロックなど幅広い楽曲を歌い、またルイ・アームストロングやディジー・ガレスピー、デューク・エリントンなど一流のジャズ・アーティストたちとの共演を経て“ジャズ界のファースト・レディー”としての地位を守り続けた。マリリン・モンローが彼女の大ファンだったというのは有名な話。晩年は糖尿病を患い治療を続けていたが、1996年6月15日、20年にもおよぶ長い闘病の末、カリフォルニア州ビバリーヒルズにて79歳で帰らぬ人となった。

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