週刊ダイヤモンドvsグリー 「政府関係者によればグリーの摘発に向けた検討が始まった」に対して反論

週刊ダイヤモンドvsグリー

『週刊ダイヤモンド』が報じたグリーの記事“当局がグリーに重大な関心 正念場迎えるソーシャルゲーム”の中で「ある政府関係者によれば最大手グリーの摘発に向けた検討が始まったもようで、『4~5月が山場だ』というのだ」という一文が話題になっている。この一文を読み取ればグリーは何らかの摘発を受けるのだと誰でも思ってしまうが、“ある政治関係者”が誰なのかは書かれていない。お約束の週刊誌のでっち上げ記事なのか、グリーは本当に摘発されるのか。

そんなグリー側は週刊ダイヤモンドのこの記事に対して反論。公式サイトにて“週刊ダイヤモンド掲載の当社関連記事への対応と当社の取り組みについて”というリリースを公開した。その文章の一部を次に引用。

“当該記事は、当社が犯罪行為に関係した事実は一切存在しないにもかかわらず、あたかも当社が犯罪行為に関係しており、警察・司法当局による摘発が近日中に見込まれるかの印象を読者に与えるものであると考えられ、当社の信用を不当に、かつ著しく毀損しかねないものと言わざるを得ません。したがいまして当社は、本日付けで、同雑誌の発行元である株式会社ダイヤモンド社に対して抗議文を交付し、当社の信用回復のための措置を速やかに講じるよう要請しました。”

要約すると、記事に書かれていたことは事実ではないとしている。この記事を発行、掲載したダイヤモンド社に対して抗議文を交付したとしている。ゲームユーザーとしてはパクリ問題の方をどうにかしてほしいのだが……。

当局がグリーに重大な関心 正念場迎えるソーシャルゲーム(週刊ダイヤモンド)
週刊ダイヤモンド掲載の当社関連記事への対応と当社の取り組みについて(グリー)[リンク]
http://www.gree.co.jp/news/press/2012/0326_01.html

※画像は週刊ダイヤモンドのウェブサイト、グリーのリリースページより引用。

※この記事は、ゴールドラッシュの「ソル」が執筆しました。[リンク]

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