『東京国際アニメフェア2012』開催 「韓国コンテンツ振興院」のブースが気合い入っていた!
本日より東京ビッグサイトにて開催されている『東京国際アニメフェア 2012(以下、TAF2012)』だが、ガジェット通信記者は初日のビジネスデーに行ってきたのでその模様をお届けしたい。先日ガジェット通信でお届けした「韓国コンテンツ振興院(KOCCA)」だが、実際にアニメフェアにて確認したところ、東京ゲームショウ2012の時とは異なりかなり気合いの入ったブースとなっていた。
様々な韓国アニメコンテンツが展示されており、中でもイチオシなのが『BURU & Forest Friends』だ。登場キャラクターは昆虫で、作品そものもは『Adobe Flash』で製作されている。対象年齢は3歳から7歳未満とされているが、出てくる言葉が難しいことから実際に観ている層は12歳までの子どもだとか。
今回この作品の監督を務めたリュウ・ギョンア(Rou Kyoung-A)さんに話を聞くことができた。
記者 この作品は韓国では人気らしいですが、そのほかの国では展開しないのですか?
リュウ ヨーロッパに進出したいのですけど、まだ準備中で具体的なことは決まっていないです。
記者 日本のアニメについてどう思いますか?
リュウ 日本のアニメコンテンツはかなり優秀なので、この作品のように差別化をはからないと太刀打ちできない。私は韓国向けにローカライズされた『カードキャプターさくら』、『クレヨンしんちゃん』などを手がけノウハウを学びました。
記者 今後の展開は? メディアミックスとか。
リュウ この作品は韓国で昨年末にファーストシーズンが終わったのですが、セカンドシーズンも予定しております。また子ども向けの動く絵本を発売したいと思っています。日本の方は良い物だと高くても買ってくれるので、3000円くらいだといけますか?
このように『BURU & Forest Friends』についてじっくり話を聞かせてもらった。『BURU & Forest Friends』はいつの日か日本に上陸するかもしれない。
『BURU & Forest Friends』はゴキブリが悪者と日本でもなじみやすい内容になっているとか。
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※この記事は、ゴールドラッシュの「ソル」が執筆しました。[リンク]
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