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世界でたった3人の醤油ソムリエから教わる、醤油の奥深〜い世界【福岡・福萬醤油】

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福岡市中央区天神、「親不孝通り」近くに「バル福萬醤油」というお店がある。

「福萬醤油」という店名から明らかな通り、醤油を販売するお店なのだが、それだけではない。店内に併設されたバルスペースで醤油のテイスティングが行えるというのだ。

さらにランチタイムには、おいしい定食をいただきながら、さまざまな味の醤油を試すことができるのだとか。

最近、個人的な趣味で“ご当地ポン酢”を色々買い集めて食べ比べたりしてみたのだが、その奥深さには目まいを覚えるような気がしたものだ。きっと醤油の世界もそれはそれは広大なものなのだろう。舌に自信がない私でも醤油の味を比べて「こっちはあっちよりこうだからおいしい」とか感じられるものなのだろうか。

試してみたい気もあり、お店を訪ねてみることにした。

店内にはズラリと各地の醤油が

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ここが「バル福萬醤油」。和なテイストを取り入れたオシャレな外観である。

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2階へ上っていくと、醤油がずらっと並んだ販売スペースがある。

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ここでは「福萬醤油」のオリジナルブランド商品や、その他の九州の醸造元の商品などを中心に販売している。

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いろいろあるけど、こうして見てみてもそれぞれどんな風に違うのかピンと来ず、どれを選んでいいやら分からない。

「醤油ソムリエ」は老舗の7代目

とにかく味を見てみないことには始まらない! と、さっそくバルスペースへ。

「バル福萬醤油」の店主・大浜大地さんが出迎えてくれた。

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大浜さんは、世界に3人しかいない「醤油ソムリエ」で、醤油の香りから銘柄を特定できる繊細な嗅覚を持っている。

これまでに2,000種類以上の醤油をテイスティングしてきたという。1821年創業の「福萬醤油」の若き7代目である。

席につくとまず、「福萬醤油」のオリジナル商品である「SOY-one(ソイワン)」という本醸造醤油と、石川県の醸造元、直江屋源兵衛の丸大豆醤油「もろみの雫」の2種類がワイングラスに入れて出された。

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「よかったらこの2種類の醤油の香りを嗅いでみてどんな香りか、言葉にしてみてください」というので交互に香りを吸い込んでみる。

……全然違う!

まったく違う香りだということは分かるのだが、それを言葉にするのが難しい。石川県の方がどっしりした感じ、福岡の「福萬醤油」の醤油はそれに比べると軽い感じ、ぐらいがせいぜいだろうか。

口ごもっていると、大浜さんが言う。

「日本酒には30~40種類、ワインには70種類ほどの香りの成分が含まれているんですが、醤油は300種類以上の香り成分が含まれているんです。人間が嗅ぎ分けられる香りの種類が100種類だと言われているので、人がカウントできない種類の数の香りが醤油にはあると。なので、香りを言葉にできないのが醤油なんですよ」

なるほど。

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