リル・ヨッティ、最新作アートワークのメッセージ性について語る「10代の生活のあらゆる側面を入れたかった」

リル・ヨッティ、最新作アートワークのメッセージ性について語る「10代の生活のあらゆる側面を入れたかった」

 リル・ヨッティが2017年5月26日にリリースするデビュー・アルバム『Teenage Emotions』(ティーンエイジ・エモーションズ)のアートワークを公開したところ、その明白な“インクルージョン”(多様性の受け入れ)のメッセージに対して賛否両論が巻き起こった。

 話題のアルバム・ジャケットには、キスするゲイのカップル、白斑を持つ女性、アルビノの男性、そして様々な人種や容姿の10代の若者たちに囲まれて満面の笑顔を見せるリル・ヨッティの姿がある。

 5月16日に自身のインスタグラムで動画メッセージを公開した彼は、「10代の生活のあらゆる側面を入れたかった。だから自分が高校生だった頃に初めて見たことについて考えたんだ。それまで経験したことがなかったことをね。俺は高校生になるまで、男同士がキスしているところを見たことがなかった。肥満の問題は高校生になるまではそれほど深刻じゃなかった。アルビノの人を見たことがなかった。“エモ”の奴を見たことがなかった」と彼は動画で話している。また、黒人が画面の後ろに追いやられているとの批判に対しては、「あれは単に俺のダチが写りたいって言うから一緒に撮っただけの話だよ」と人物紹介をしている。

 『Teenage Emotions』のカヴァー・アートをデザインしたミハイロ・アンディックは、XXLとのインタビューでリル・ヨッティについて、「彼はティーンの王様のような存在だから、(10代の若者たちに向けて)君がどんな人間であろうと、自分を受け入れて、自分に誇りを持って、自分らしくあってほしいということを示したかったんだ。このカヴァーでそれをうまく捉えることができたと思ってるよ」と話している。

◎リル・ヨッティによる投稿
https://www.instagram.com/p/BUKPRswj7Ye/

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