乗りながら自撮りも可能!ハンズフリーの電動スケボー「SPECTRA」

tech-170511-eboard1ニューヨークとロサンゼルスはいずれも民主党優勢の地域で、何事も考えることがリベラルである。

アメリカのリベラル若年層の間では、電動スケートボードが大流行している。

2年ほど前から今に至るまで、アメリカでは様々な電動スケボーが販売された。この製品は、自動車に代わる有力な交通手段として見なされているのだ。

クラウドファンディングの世界にも、新しい製品が次々と発表されている。

ハンズフリーで快適走行

tech-170511-eboard3ニューヨークの企業が、「SPECTRA」という新製品をIndiegogoに投入した。

SPECTRAの特徴は、「3Dステップ」という操作機能。ハンズフリーで乗り回せる点を売りにしている。

従来の電動スケボーは、コントローラー付属である。搭乗者はこのコントローラーを常に握りしめ、速度を調整する。だがもし搭乗者が飛び降りたら、スケボーはそのまま単独で走り続ける。

しかしSPECTRAの場合は、搭乗者の体重移動により速度を調整する。前方に体重を寄せたら前進及び加速、というように。これならば、搭乗者が飛び降りた瞬間にスケボーが停止する。

PR動画では、この機構を活かして走行中の自撮り撮影も行っている。

手ぶら故の危険性も

tech-170511-eboard2一方で、スマホアプリによるリモートコントロールも可能だ。モバイル機器との常時接続は、電動スケボーにとってのデフォルト装備である。

ラインナップは4種類。その中で最も廉価的な『Mini』は、Indiegogoで299ドル(約3万4,000円)という価格である。だがこの機種でも、最高速度は時速12.4マイル(約20km)である。街中のちょっとした移動には充分な性能と言える。

だが、当然ながらこの製品を日本の公道で使用することはできない。日本国内でSPECTRAを楽しむとするなら、やはり公園やスケートパークでの走行に限られるだろう。

また、走行中のセルフィーは大変危険な行為であると言わざるを得ない。SPECTRAが乗り物である以上、搭乗者の目は常に進行方向の景色にあるべきだ。

日米の法律の違いを考慮した上で、賢明な出資を心がけたい。

Indiegogo

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Techable

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