くらたま&岩井志麻子が言いづらい女子の悩みにエール「ずっと処女でも良い」

セックス依存症の男の性生活を赤裸々に描いた映画『SHAME-シェイム-』。過激な内容が公開前から話題を呼んでいる本作の女性限定試写会が、1日東京・六本木で開催され、漫画家の倉田真由美さんと作家の岩井志麻子さんがトークショーを行いました。

『SHAME-シェイム-』は本年度受賞レースを席巻したにも関わらず、激しいセックス描写により、アメリカでは最も厳しい上映規制が設けられ、日本でも多くの修正を入れながら「R-18」指定で上映許可が下りたという衝撃作。3月10日より全国公開されます。

性行為以外のシーンを徹底的に排除した本作は、女性なら敬遠してしまうテーマですが、抱えているメッセージは愛と孤独。主人公が感じている孤独や、家族との確執は静かに切なく描かれており、岩井さんも「エロい映画だと思ってたけど、マジメな内容で、いいもん観せてもらいました」とコメント。

一方で、主人公ブラントンについては「ヤリチンにはコレクター気質があって色んな女とやりたいだけなんだよね。熟女とか外国の女性とか」とバッサリ。

そして、岩井さんが過去に、現在家賃未払いなどが話題となっているオセロの中島さんと同居中の霊能者と同じ様なタイプの女性に洗脳されかけたという過去を明かし、しかもその女性が、倉田さんのご主人である叶井俊太郎さんを「狙っていた」と暴露。しかし、叶さんはその女性の誘いには全く応じなかった様で、「ヤリチンはやばい女に関わらないセンサーを持っている」という格言も飛び出しました。

また、今回は女性限定試写会ということで、お客さんから2人への相談を募集。「主人とのセックスレスを解消するにはどうしたら良いですか」という質問に対しては、2人とも「別にそれでいいと思う!」と回答。「別にセックスしなくてお互い好きならば良いと思う」と倉田さん。「セックスレスがダメとか、女性誌やメディアが騒いでいるだけで全然良いと思う」と岩井さんも賛同していました。

「25歳ですが性欲が全くありません」という質問に対しても、「無いなら無理にしなくていいんじゃない?」と回答。倉田さんは「本当に好きな人が出来たら自然と出てくるかも」と笑顔で話し、岩井さんは「自分が良いなら一生処女&童貞でいいと思う」とコメントしました。

結婚、出産、離婚、再婚と様々な出来事を経験してきた2人が明るく言い放つ言葉の共通点は「周囲を気にしなくても良い」という事。特に恋愛や性には個人差があるので、女性誌やテレビのアンケート結果や“平均点”などは楽しむ程度にしておきましょう。

(C)2011 New Amsterdam Film Limited, Channel Four Television Corporation and The British Film Institute

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藤本エリ

映画・アニメ・美容が好きなライターです。

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