【カモフラ飯】意識の高いビジネスパーソンは、パソコンで炭水化物を補給する

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タイム・イズ・マネー。

意識の高いビジネスパーソンは常に時間と競い合い、より効率的なモノを求めている「24時間戦えますか?」の精神は、21世紀でも健在だ。中でも、食事をいかに手軽に、かつスピーディーに行えるかがポイントとなる。

そこでオススメしたいのが、他人にバレることなくビジネスシーンに食事を取り入れる「カモフラ飯」だ。

本企画では、自称・日本一インターネットで顔写真が使われているフリー素材モデルの大川竜弥氏が、意識の高いビジネスパーソンであれば誰しも取り入れたくなる「カモフラ飯」を紹介する。

パソコンで「カモフラ飯」

今回紹介する「カモフラ飯」は、パソコンを利用した炭水化物補給だ。

意識の高いビジネスパーソンは、複数のパソコンを所有している。自宅作業用のデスクトップパソコン、いつでもどこでも動画・画像編集ができるハイスペックなノートパソコン、外出先で資料や文章作成をする小型のノートパソコンなど、用途に応じて使い分けているのだ。今や、1人3台は当たり前の時代である。

もうひとつ、パソコンの構造を利用した使い方があるのをご存知だろうか?

まずは、こちらの写真をご覧いただきたい。

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一見、オフィスでメールチェックをしているビジネスパーソンだが……

デスクの上にあるパソコンに注目してほしい。

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なにやら、白い物体が見える。

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お弁当だ! パソコンのキーボード部分においしそうなごはんが詰まっている!

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意識の高いビジネスパーソンにふさわしい、ボリューム満点のお弁当である。

パソコン弁当のメリットは時間と場所を気にせず食事ができるだけではなく、おかずを工夫すれば炭水化物に加え、たんぱく質と脂質もバランスよく補給できる。大食漢のビジネスパーソンだって、15インチなど大型のノートパソコンを使用すれば問題ない。

パソコン弁当を作る

からくりを紹介しよう。

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<材料> ノートパソコン ごはん 梅干し ごましお たこさんウインナー からあげ ほうれん草のソテー ラップフィルム 各種調理器具

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キーボード部分のパーツを取る。感電の恐れがあるので、パソコン組み立ての知識がないビジネスパーソンはまねをせず専門家に依頼しよう。

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アルコールスプレーで全体を消毒し、

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キーボード部分にラップフィルムを貼り、ごはんを詰める。

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ごはんを大盛りにすると、パソコンのふたが閉まらなくなってしまう。パソコンの構造を考慮し、適切な分量を詰めるように。

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おかずはその日の気分でかまわない。今回はビジネスパーソンに人気のからあげ、たこさんウインナー、ほうれん草のソテーを入れてみた。

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仕上げにごましおをふりかけ、梅干しをのせれば完成である。これまでの準備に時間を要していた「カモフラ飯」と違い、前日の夜に仕込みをしておけば、出勤前に慌てることはない。朝が苦手なビジネスパーソンは、冷凍食品を活用してもいいだろう。

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ふたがモニターになっていることを除けば、一般的なお弁当と比べ不自然な点はない。カモフラ率は100%といっても過言ではないだろう。

パソコン弁当を入れるバッグはマチが広いタイプを

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現在の時刻は、午後2時。午前中の外回りを終え、遅めの昼食をとるところだ。

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何食わぬ顔で、バッグからパソコン弁当を取りだす。パソコン弁当を縦にすると中身が寄ってしまうため、マチが広いバッグを使用し、地面と水平に入れておこう。

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他の社員に気づかれないよう、周囲を確認してからパソコン弁当を開ける。

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完璧だ。持ち運びに気を使ったため、中身が寄っていない。

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スーツの内ポケットからお箸を取り出し、いざ実食!

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再び周囲を確認し、からあげを食べる。

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続いて、ごはんを口に放り込む。

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完璧だ。他の社員は、パソコン弁当を食べていることに全く気づいていない。それもそのはず、角度を工夫すれば、パソコンで作業をしているようにしか見えないのである。

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パソコン弁当を完食し、見事「カモフラ飯」に成功。炭水化物を補給したことで、退勤時間までエネルギー不足を感じることなく、集中して業務に取り組めた。

最後に、ひとつだけ伝えたいことがある。今回紹介した「カモフラ飯」は準備にさほど時間はかからないが、パソコンを使用しているため、電子レンジで温め直すことができない。意識の高いビジネスパーソンに妥協は許されないので、冷たいごはんでおなかは満たされても、心が満たされないのだ。お弁当は、温かいほうが断然おいしい。

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あなたが真のビジネスパーソンであれば、炭水化物を補給するためにそれほどの時間と労力を投資するような選択肢は選ばないだろう。現代には、コンビニという便利なオアシスがあることもお伝えしておく。

※撮影に使用したお弁当は、スタッフが全ておいしくいただきました。また、パソコンの解体と消毒は細心の注意を払って行いました。

書いた人:大川竜弥

大川竜弥

1982年生まれ。アパレル販売員、Web開発会社、ライブハウス店長、ザ・グレート・サスケ氏のマネージャーなどさまざまな職を経て、現在は”自称・日本一インターネットで顔写真が使われているフリー素材モデル”として活動している。 Twitter:@ryumagazine

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