ぬらぬらと伸びる触手!ドイツの老舗企業が開発したタコ型ロボットアーム「OctopusGripper」がスゴそう

さて、今回ご紹介するロボットも、かなりのインパクト。タコの触手を模ったロボットアーム「OctopusGripper」だ。
・シリコン素材と吸盤でフレキシブルな作業を実現

アーム本体は、空気圧で制御できる柔らかいシリコンで構成されている。そこに圧縮した空気が加えられると、触手は内側に曲がり、把持されているそれぞれの物品の周囲を包囲して、穏やかに包み込む。
触手には自然界のタコ同様に、2列の吸盤を配置。大小2種類の吸盤のうち、大きいほうに真空圧が加わることで、物体がしっかりと接着するようになっている。
・人間とロボットとの安全な協同作業をめざして

「OctopusGripper」は現在、市場導入へ向けて作業テスト中。国内外の工場で活躍するのも、そう遠い話ではなさそうだ。

ウェブサイト: https://techable.jp/
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。