ほうれい線を目立たせなくするメイク術
多くの人が悩むほうれい線 ほうれい線やシワ隠しで1番NGなのは?
ほうれい線に関してのお悩みはメイクレッスンの中でとてもよく受けますので、多くの方が普段から気にされていることを実感しています。
ほうれい線はシワの対処法と似ていますので、併せてご参考にしていただければと思います。
ほうれい線やシワを隠したくて、多くの方が陥りがちな間違いは、ファンデーションやコンシーラーの厚塗りです。
ほうれい線やシワなどはお顔の中でも動きが大きいところにできやすいので、厚塗りをすることによってメイクがヨレやすく、崩れの原因になってしまいます。
それによって逆に隠したい部分が目立ってしまうことになるので、一番避けたい対処法だと言えます。
光で全部飛ばして!
ほうれい線やシワのみならずくすみやクマも光の力を借りて飛ばしましょう。
パール入りのハイライターや、ツヤを出すタイプの下地・ファンデーション、明るめのリキッドコンシーラーなどが使いやすいアイテムとして挙げられますが、光を集めて反射させることで欠点を目立たなくすることが出来ます。
そういった点からもベースメイクはとても大切で、ベースメイクで-5歳も可能ですが、+5歳になる危険性もあるのです。
厚塗りマット肌は老け顔効果絶大です。
ついつい塗りすぎていないか注意しましょう。
必要なところがしっかりカバーできている薄づきツヤ肌は若見え効果抜群なのです。
ほうれい線にもシワにも保湿は必須!
乾燥はほうれい線やシワをかなり悪化させます。
逆に保湿がしっかりできていてふっくらしたお肌は、ほうれい線もシワも目立たなくなります。
とにかく水分をたっぷりお肌に与えるようにスキンケアをすることが、予防にもなるのでとても大切です。
念入りなフェイスマッサージ ちょっと待って!
リフトアップさせることはほうれい線の改善に有効であると考えられますが、強すぎるマッサージは逆に皮膚のたるみを引き起こす可能性があります。
プロにお願いしたり、勉強してから行うことをお勧めします。
ほうれい線やお顔自体のリフトアップのことになると、多くの方がお顔だけに注目されがちですが、頭皮もお顔と皮膚でつながっています。
ヘッドマッサージによって、リフトアップや血色アップがかなり期待できます。
さらに、リンパが通っている首から鎖骨下、背中の流れを良くすることによって、小顔効果・血色アップ、リフトアップ、透明感アップにも効果があります。
お顔だけではなく、全身をほぐして全身の巡りをよくすることが美しさには不可欠なのです。
クリニックに行くとこんなケアも・・・
メイクや、自宅でのセルフケアでも対処できることはたくさんあります。
ここでは参考までに、美容皮膚科などのクリニックで受けられる治療について補足したいと思います。
・ヒアルロン酸注入
ヒアルロン酸をシワの部分に注入することで、シワを目立たなくします。
効果は3か月から6か月くらいと言われています。
ヒアルロン酸は注入する場所によって硬さを変えます。
確かな技術のあるクリニックでしっかりカウンセリングを行ってから施術するのがおススメです。
・ボトックス注射
これはボツリヌス菌を注入するものです。
ボトックス注射を行うとその部分の筋肉が動かなくなります。
それによって動かなくなる部分のシワが薄くなるという効果があります。
しかし、顔面の筋肉を麻痺させることにより、表情が乏しくなったり、不自然になることがあります。
ちなみにボトックス注射は、エラを小さくしたい方、ワキガの治療にも使われています。
その他レーザーによるリフトアップ、外科手術によるリフトアップなど様々な治療法があります。
ほうれい線のお悩みはスキンケア方法を変えたり、メイクのちょっとした工夫で解決することもありますので、是非できることからトライしてみてくださいね。
(佐久間 真理子/メイク講師、ヘアメイクアップアーティスト)
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