「ありのままを見せろ!」 番宣を混ぜたフジ『アナと雪の女王』エンディングに批判殺到
凍てついた氷の王国が愛の力によって暖かさを取り戻し、感動の余韻を残して終わるはずだったのに――4日夜、フジテレビで地上波初放送された『アナと雪の女王』は視聴者の期待を見事に裏切ってくれた。
『アナと雪の女王』日本語版のエンディングは、本来ならMay J.さんの歌う『レット・イット・ゴー~ありのままで~』にのせてスタッフロールが流れるはずのところ、フジテレビは「みんなで歌おう!」と題し、視聴者からの投稿映像と、よゐこ・濱口優さんや青山テルマさん、自局のアナウンサーらが歌う映像を織り交ぜた独自編集のエンディングを放送したのだ。
『アナと雪の女王』、せっかくノーカットで放送したのに、エンディングが謎のフジテレビバージョンに差し替えられてて苦情が殺到している模様。 #アナ雪 pic.twitter.com/PGAAsT6C2I— タイプ・あ~る (@hitasuraeiga) 2017年3月4日
初のノーカット放送と聞いて23時過ぎまで見続けていた『Twitter』や『2ちゃんねる』の実況民たちは、最後の最後に待ち受けていたこの“改変”に大激怒。
・ノーカットなら普通に放送していただきたい
・子供達だけに歌わせるならまだしも、番宣絡めるのはダメでしょ
・余韻が無いし宣伝が露骨でほんとにセンスが無い
・企画も酷いけど、映像が昔のNHKみたいな編集
・子供たちの映像くそかわいいなって思って見てる人は少数派だったのか
・フジテレビの番組出演者による合唱が番宣にしか見えず、一気に萎えた
・素晴らしいエンディングにより私の心が凍てついたので誰か溶かしてください
・こういう視聴者の感覚から全然乖離しちゃってるところが今のフジなんだよな
ご覧の通り、「子供たちがかわいくていいじゃない」という意見もあったものの、9割方は否定的。特に『アナ雪』とまったく関係ない自社番組の宣伝を絡めた点に批判が集中している。裏方であるはずの番組スタッフが表に出てきたり、タレントや事務所との馴れ合いを感じさせる演出に視聴者はうんざりしているのだ。
フジテレビの低視聴率の原因は同局内に蔓延する“馴れ合い”や“内輪ウケ”体質にあるとは、これまでさんざん指摘されてきたところだが、日本歴代興収3位という抜群の素材をもってしても“内輪ウケ”で視聴者を凍りつかせてしまうあたりを見るに、フジテレビの病理はよほど深刻なようだ。
画像とソース引用:『Twitter』より
https://twitter.com/search?src=typd&q=アナ雪 エンディング&lang=ja[リンク]
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