『携帯機版クソゲー・オブ・ザ・イヤー2011』ノミネート作品を紹介! 延々とさいころを振り続けるダウンロードゲーム『対戦チンチロリン』など
毎年行われている『クソゲー・オブ・ザ・イヤー』だが、2011年版も例外なく行われている。『クソゲー・オブ・ザ・イヤー2011』はクソゲーの数が少なく不作の年だと言われており、今回ご紹介する携帯機版のクソゲー・オブ・ザ・イヤーではノミネート作品が2本しかなかった。
今回はそんな2本のノミネート作品を紹介。1本目はPSPのダウンロードゲーム『対戦チンチロリン』だ。チンチロリンとはサイコロと茶碗と使って遊ぶ賭博の遊び。出た目によっては役が決まっており「シゴロ」(4、5、6と出る)や「アラシ」(全部同じ目)などと呼ぶ。これをゲームで再現したものだ。まず茶碗のどの位置に振るのかを矢印カーソルで指定、その後にパワーメーターで振る強さを決めることができる。まるで往年のゴルフゲームのようなシステムだ。チンチロリン好きでなければサイコロ振りを繰り返すだけというシンプルな内容に見えるこの『対戦チンチロリン』。PSPダウンロードゲームながら480円で販売されている。これが安いか高いかは下記の動画を観て欲しい。音はリアルだと思う!
ノミネートされているもう一本のタイトルは『ヱヴァンゲリヲン新劇場版 3nd Impact』。「3nd Impact」と書いて「サウンドインパクト」と読む、ヱヴァンゲリヲン新劇場版を題材にしたリズムゲームである。携帯機版クソゲーオブザイヤーサイトに掲載されている本タイトルの評によれば、楽曲数やグラフィック、録りおろしボイスなどは充実していて評価できるものの、操作性の面で不満が残るとのこと。
ノミネート作品を見ているとだんだんどんなゲームなのかプレイしてみたくなるのが不思議だ。今回紹介したのは「携帯機版」のクソゲー・オブ・ザ・イヤーだが、「据え置き機版」のクソゲー・オブ・ザ・イヤーもあり、そちらは家庭用据え置きゲーム機で2011年1月1日から12月31日に発売されたゲームが対象となる。
※記事中に『対戦チンチロリン』が「クソゲー・オブ・ザ・イヤー」の大賞を受賞したという記述がございましたが、今回ご紹介したのは「携帯機版クソゲー・オブ・ザ・イヤー」の間違いであり、また執筆時点で据え置き機版の「クソゲー・オブ・ザ・イヤー」大賞は決定しておりませんでした。訂正してお詫びいたします。
※この記事は、ガジェ通ゴールドラッシュの「ソル」が執筆しました。[リンク]
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