“結末が全く予想出来ない”映画ファンが震えた傑作ミステリー『手紙は憶えている』

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1通の手紙を頼りに、70年前家族を殺したナチスを探す復讐の旅へ出ることになる主人公ゼヴ。認知症の瀬戸際にいる彼が、目覚める度に失う記憶をたぐりよせつつ進む復讐劇は、予想だにしない驚愕の結末へと向かう……。

昨年公開され、映画ファンの間で「あまりにも素晴らしいストーリー展開」「ラストの結末が全く予想出来ない」「観終わった後にもう一度観たい」など、大きな評判となった映画『手紙は憶えている』。Blu-ray、DVDが2017年5月3日(水)に発売されることが決定しました。

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『スウィート ヒアアフター』を始め、数々の名作を世に贈りだしてきた名匠アトム・エゴヤン監督と、『人生はビギナーズ』で史上最高齢アカデミー賞助演男優賞に輝いたクリストファー・プラマー、そしてマーティン・ランドーやブルーノ・ガンツら名優が仕掛ける本格サスペンス。

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次々に起こる予測不可能な展開が謎を加速し、やがて明らかになる衝撃の内容が劇場公開時にも話題を呼んだこの映画。本作で脚本家デビューを果たしたベンジャミン・オーガストは、これまでのホロコーストを題材にした映画とは全く違うアプローチで物語を作り上げ、自身でも脚本を書くアトム・エゴヤン監督をして「完膚なきまでに独創的なストーリー」と言わしめ、監督自身もその物語を見事に映像化しています。

派手さは無いものの、観た人の評価が非常に高い2016年を代表するミステリーである『手紙は憶えている』。映画館で見逃した方はぜひDVDで。

『手紙は憶えている』ストーリー
最愛の妻ルースが死んだ。だが、90歳のゼヴはそれすら覚えていられない程、もの忘れがひどくなった。ある日、彼は友人のマックスから1通の手紙を託される。「覚えているか?ルース亡きあと誓ったことを。君が忘れても大丈夫なように、全てを手紙に書いた。その約束を果たしてほしい―」2人はアウシュヴィッツ収容所の生存者で、70年前に大切な家族をナチスの兵士に殺されていた。そしてその兵士は身分を偽り、今も生きているという。犯人の名は“ルディ・コランダー”。容疑者は4名まで絞り込まれていた。体が不自由なマックスに代わり、ゼヴはたった1人での復讐を決意し、託された手紙と、かすかな記憶だけを頼りに旅立つ。だが、彼を待ち受けていたのは人生を覆すほどの衝撃の真実だった。

(C) 2014,Remember Productions Inc.

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藤本エリ

映画・アニメ・美容が好きなライターです。

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