「クリスマスは好きな人とすごしたい!」アイドルヲタク流スケジュール管理術
「やっぱりクリスマスは好きな人と過ごしたいよなぁ」-この季節になるとアイヲタ(アイドルヲタク)界隈(かいわい)ではこんなつぶやきが漏れ聞こえてくる。よく聞くセリフではあるが、彼らの言うこの言葉は一般的なものとは少し意味が異なる。
今や世間はアイドルブーム。魅力的な女の子やユニットがたくさん活動し、それなりのアイヲタとなれば複数のファンをかけ持ちするのは当たり前になっている。普段であれば、うまくやりくりをしていくつかのイベントをはしごしたり、どうしても行けないものはあきらめたりと調整をするのだが、クリスマスとなると話は別。特別なイベントやグッズを用意していることも多く、“好きな人”がたくさんいる人にとっては、スケジューリングに頭を悩ます時期なのだ。
私もそれなりのアイヲタで、今年行ったイベントや舞台、映画などは既に150本を超えている。もちろん経済的に余裕があるわけでもないので、平日昼間はサラリーマンとして働き、活動資金を稼いでいる。そんな限られた時間の中で、いかに多くのイベントに参加するかを決めるのには、ちょっとしたコツがある。今回は、私がアイヲタ活動の中で学んだり、仲間と語り合う中で生まれたりしたスケジューリング術を書いてみようと思う。
1.行く行かないに関して何かしらの基準を持つ
トップの図は、私が行きたいイベントが重なった時、どれを優先すべきかを客観的に判断するためのグラフである(ちなみに書かれているイベントは全て実際に行われるもの)。
縦軸に“希少性”、横軸に“思い入れ”が入っているが、この項目はなんでもかまわない。そこそこのアイヲタともなれば、こだわりのひとつやふたつあるはずである。自分が無意識のうちに判断の基準としているものを見極め、それを客観的な項目に落とし込む。そしてその座標のより右側、かつ上にあるものを優先すればいいのである。
2.予定が変更になった場合のバックアップを用意しておく
この手のイベントの場合、予定が変更となることは往々にしてある。複数の出演者がいるライブで目当てのアイドルが急きょ出られなくなったり、移動中の電車が止まって開演に間に合わないような場合を想定して、“こういう条件であればこっちにいける”というバックアップを2つ程度用意しておくとよい。これはイベントが重なった時に限らず、“仕事が早く終わった場合”・“会場に早く着きすぎてしまった場合”など、プラスの時間ができた場合も同様だ。映画や舞台など、何日間か連続して行われているものの場合は、都合がついた日に行くようにすればいいし、細かな時間ができたのであれば、ファンレターを書いたり、ブログにコメントしたりと、好きな女の子を応援することに使うのもいいだろう。
3.それぞれのイベントの特性を把握する
基本的なところでは、チケットや参加券が容易に入手できるかどうか、会場のキャパはどのくらいか、どのくらいの参加者があるのか、といったところ。細かなことで言えば、そのイベントの仕切りはスムーズか、時間どおりに終わるかどうか、なども考慮に入れる必要がある。何度か参加したことのあるイベントであればその経験から、初めての場合は『mixi』のコミュニティや『Twitter』などで情報を集めておくことも大切である。
4.情報は複数か所から確認することを心がける
例えば、『2ちゃんねる』や『Twitter』など、1か所の情報だけだと誤っている場合も多い。私はできるだけ、3か所以上から情報を取ることにしている。まずはタレント本人のブログや『Twitter』、次いで事務所の情報、そして最後に開催される会場のサイトである。それらが合っていれば確実な情報だし、違っていれば、どれが正しいのかを確認する必要がある。
以上、どの程度役に立つかは分からないが私の実践している方法を紹介してみた。よくリーダーシップの話などで出てくる言葉に「間違った決断をするリーダーでも、決断を下さないリーダーよりはまし」というものがある。それは個人で動く場合も同じ。何らかの情報をもとに決断を下し、行動を起こしてみる。アイドルに限ったことではないが、興味があるものができたら、まずは一歩踏み出し、自分なりの基準を設け、計画的に行動する。そうすることで充実した毎日を送れるようになればなによりである。
※この記事はガジェ通ウェブライターの「プレヤード」が執筆しました。あなたもウェブライターになって一緒に執筆しませんか?
とにかくアイドルが好きで、アイドルについて綴ったブログももう7年目。記事数も120ほどになります。
アイドルファン歴も20年越え。新旧問わずアイドルの魅力や素晴らしさを伝えていければと思っています。
モットーは「生涯一アイヲタ」「人生で大切なことはアイドルから学んだ」。
夢は、世の中の「アイドル」と呼ばれる人たち全てが幸せになることです。
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