【うさぎカフェ】働く男を癒すのは、カフェでの一杯とカワイイうさぎ【モフモフ】
猫カフェ・小鳥カフェ・猛禽カフェ……。今、都内には動物たちと触れ合えるアニマルカフェが急増中! かく言う私も、その手のカフェが大好物! 暇を見つけては遊びに行って、モフモフもふもふいやしのひと時を堪能しております。
ただ、いくらいやされるといっても、男性が単独でうさぎカフェに行くのはなかなかハードルが高いもののようです。知人男性たちに聞いてみたところ「恥ずかしい」「居づらい」「どんな顔したらいいかわからない」など、アニマルカフェを敬遠している理由をスラスラと述べるわけです。
……いや、それってさ。
ほんとは、男もモフモフしたいんじゃないの!?
私は男性たちに、アニマルカフェの素晴らしさを体感してもらいたいと、切に願っております。そこで、今回はアニマルカフェの中でも、個人的にいま一番アツいと思っている「うさぎカフェ」に遊びに行くことを提案!
うさぎといえば、愛らしいルックスに柔らかな手触り、しかもおとなしいキュートな生き物。モフモフを愛でながら、美味しいスイーツやコーヒーをいただく……どう? 最高っすよね!?
というわけで、やってきました吉祥寺!
住みたい街ランキング、常に上位のこの街に、大評判の「うさぎカフェ」があると聞きつけたのです! 同行者は「36歳・独身・彼女なし」のライター仲間・野木島さん。「うさぎカフェ」来店はもちろんのこと、うさぎと触れ合うこと自体、小学校以来という体たらく。
「うさぎには縁があんまりないんですよ」と、興味がない感じをやたら言葉にしていたのですが、着ているTシャツもうさぎモチーフですし、実はけっこう楽しみにしているっぽいことは伝わってきました。
今回おうかがいしたのは、吉祥寺より徒歩3分。
うさぎと出会えるカフェ「カフェ・ミニヨン」。
可愛いうさぎを眺めながら、美味しいお茶やオリジナルブレンドのコーヒーを楽しめる本格派のカフェなのです!
カフェの内装は、ウッディーなほっこり空間。大きなモニターには、abema TVで放送された「カフェ・ミニヨン」の潜入番組が流れています。モニターを見ているだけでもいやされそう。
お一人様ならカウンター席もオススメです。
そしてこちらが、食事スペースとは別に用意されている、うさぎと戯れることができるうさぎ部屋!
たくさんのケージの中でモフモフなうさぎたちがくつろいでいます。平日は15分 300円・休日は15分 400円でご指名のうさぎ一匹と遊ぶことができます。
うわぁ、どの子も……
かわいいっっ!!!!
「うさぎ、思っていた以上にかわいいなぁ」
どの子を指名するのか……一匹一匹、慎重に吟味する野木島さん。なかなか決められないので、スタッフさんから比較的おとなしいホーランドロップ(耳が垂れているうさぎ)の女の子をチョイスしていただきました。
ホーランドロップのくるみちゃん。右の子は、その娘ちゃんだそうです。こんなかわいい顔してお母さんなのか……。
野木島さん、うさぎモフモフ初体験。うさぎは高いところから落ちると骨折などのケガをしてしまうので、人間が座った状態でモフモフするのが鉄則とのこと。
触り心地はいかがですが、野木島さん。
「……いいですね。猫や犬より、毛も体も柔らかくて大人しいし……いやされます」
自家栽培のにんじんや、ハーブをあげることもできます。ただし、無理に抱っこはしないこと。捕まえられると本能的に逃げる習性があるとか。じっと膝の上に乗ってくれるのを待ちましょう。
写真や動画も撮り放題!
野木島さんもスマホで連続激写。かなり楽しんでいる模様。
「せっかくなので、いろんなうさぎとモフモフしたい」野木島さんの希望により、時間を延長してとっても珍しいバニファライオンという種類のラン丸くんと触れ合うことに。毛が他のうさぎ以上にもっふんもっふん! 年齢は3歳で、人間でいうと34歳くらいとのこと。野木島さんとも、同年代同志打ち解けている様子。
ラン丸くん、ほかのうさぎにも興味津々。こんな愛くるしいモフモフ会議が眺められるのも、「うさぎカフェ」ならでは。
ほかにも、ダントツ人気のネザーランドドワーフにも餌をあげたり……。
ケージ越しにコミュニケーションを取ったりしました!
さて、モフモフ大満喫の後は、カフェメシを堪能しましょう。その前に、ハイネケンのビール(650円)で乾杯。
おつまみにはブルスケッタ(390円)を! 表面がカリッとした軽い食感のパンにトマトとアボカド……これがまた、本格的で美味しいのです!
野木島さんがカフェ酒を堪能している間に、ジャージーウーリー(白い赤目のうさぎ)の姉妹がうさぎ部屋で遊び始めました。
野木島さん曰く、これを眺めながらのお酒は、かなり至福だったとのこと。「とても安らかな気持ちになりますね。仕事終わりにこれが出来たら、嫌なことがあっても忘れられそうです」
さらに、「カフェ・ミニヨン」ご自慢のフレンチトースト・メープル(650円)もいただきました。表面には粉砂糖でうさぎの型が! これにはほろ酔いの野木島さんもテンションアップ! 思わずスマホで撮影しちゃった上に、インスタグラムで拡散までする始末。でもその気持ち、わかる。
ラウンドパンで作られたフレンチトーストは、見た目のかわいさもさることながら味も絶品! 有名店のパンをわざわざ仕入れて作っているそうですよ。
そして食後のコーヒーは、ミニヨンオリジナルブレンド(650円)を。奥沢にある独自熱風焙煎珈琲専門店のITTA COFFEEで特注しているというこだわりのコーヒー。これもかなりの名品です。
野木島さんも、初めての「うさぎカフェ」体験は大満足だった模様。
「正直、ちょっと『うさぎカフェ』を舐めてましたね。うさぎの存在だけでなく、食事や飲み物からもいやしを貰えた気がします。これから、一人でひっそり通うかと思ってますよ」
しっかりと「うさぎカフェ」のとりこになっていました!
そして、オーナーの川村頼永さんにインタビューさせていただきました。
――「カフェ・ミニヨン」は、吉祥寺でオープンして2周年を迎えられたそうですが、このカフェを作ろうと思ったきっかけは?
オーナーの川村頼永さん(以下、川村):会社を退職して、時間ができたので、妻とカフェをやろうかと話していたんです。また、父の実家が栃木県にあり、畑などの土地活用にもつなげられるということでうさぎにまつわる仕事をしてみようかと。ちなみに、うちにいるうさぎたちは、みんな栃木で繁殖させてるんです。
――なぜ、敢えて「うさぎカフェ」を選んだのですか!?
川村:うさぎとの出会いは30年くらい前の草津スキー場です。そこで飼われていた野うさぎの子どもたちで、そのかわいさが記憶の底にずっとありまして……。うさぎ専門店のハードルが高かったので、まずは多くの人にうさぎとの出会いの場を作ろうと思い、カフェからはじめました。
――「カフェ・ミニヨン」のうさぎは販売もされているんですよね。
川村:はい。ここで、うさぎの良さを知っていただいて、実際に一緒に暮らしてもらえるのが理想なんです。うさぎは、実は知能が高くて、人の顔も自分の名前も覚えますし、習性上トイレのしつけも簡単です。餌も安価だし、飼いやすいんですよ。
――現状、お客さんは女性が多いですか?
川村:そうですね。8割方が女性です。あとは家族連れとか。うさぎは攻撃性がないので、小さなお子さんでも触れ合いやすいんです。
――なるほど、幼稚園や小学校でよく飼われているのはそういう理由なのか……。男性客はあまりいらっしゃらないのでしょうか。
川村:そうですね。でも時折いらっしゃいますよ。男性だけ6人くらいのグループで来店されたりとか(笑)。巷のアニマルカフェに比べて、うちは男性一人でも入りやすいお店だと思いますよ。うさぎの部屋はカフェスペースとはわかれているので、うさぎにそんなに興味がなくても普通にカフェとして使えるかと。実は、ここだけの話、お酒も充実させているんです。パーティーの際には、メニューに書かれていないものでもお出しできます。ハイボールやカクテル、日本酒なんかも出せますよ。
――えーっ! それはすごい。それならわりと、男性一人でも気楽に立ち寄れそう。仕事帰りにフラッと立ち寄って一杯飲んで帰ったりとか。
川村:そうですね。うちは休日は大盛況で、女性のグループや家族連れで賑わっているのですが、平日の夕方から夜にかけては比較的余裕があるので、その時間が穴場だと思いますよ。また、うちでは貸し切りパーティーもできます。今はお子さんの誕生日パーティーや幼稚園の催しが多いのですが、閉店時間も応相談で遅くすることができますし、ぜひ大人の皆さんにもご活用いただきたいですね!
――単にモフるだけでなく、いろんな楽しみ方ができそうですね。ありがとうございました!
仕事の忙しさ、人間関係の煩わしさ……日常に疲れてしまった時は、ぜひうさぎと出会えるカフェ「カフェ・ミニヨン」へ。予想を遥かに超えたいやしの空間で、最上のひと時をご堪能くださいませ。
お店情報
カフェ・ミニヨン
住所:東京都武蔵野市吉祥寺南町1-11-2 もみじビル3F
電話番号:0422-26-7972
営業時間:11:30~20:00
定休日:不定休
ウェブサイト:http://392f.jp/mignon/
※金額はすべて消費税込みです。
※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。
書いた人:もちづき千代子
人生が常に大殺界な人妻ライター。日大芸術学部放送学科卒業後、映像技術者・メーカー広報・WEBサイト編集長を経て、2015年よりフリーライターとして活動を始める。人生のテーマは「酒と涙と男と女」。
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