モリッシー、GM社エコカーにヴィーガン・レザーの採用を要請

現地時間2016年11月23日に米デトロイトでライブを行う前に元ザ・スミスのモリッシーが、ゼネラルモーターズ(GM)社へ向けて、電気自動車シボレー・ヴォルトとボルトに、動物由来ではないヴィーガン・レザーのインテリア・オプションも採用するよう要請した手紙を公開した。
地元の週刊フリー・ペーパー、デトロイト・メトロ・タイムズによると、ゼネラルモーターズCEOのMary Barraに宛てた手紙でモリッシーは「地球温暖化ガス排出量の51%もの膨大な割合が動物産業によるものです。動物の皮は腐敗を防止する為に有毒化学薬品で処理しなければならず、皮革工場からの流出液は重要な河川を汚染しています」と綴った。
更に彼は、PETA(動物の倫理的扱いを求める人々の会)による最近の調査で明らかになったGM、トヨタ、フォルクスワーゲンにレザーを供給しているブラジルの牧場での残酷な状況にも言及した。「ヴォルトとボルトがエコに敏感な購買者に向けて販売されていることを考えれば、完全にビーガンのオプションを選べるようになればブランドの魅力が広がるに違いない」とモリッシーは訴えた。
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