「ガキ使」藤原がトム・クルーズに質問 「厳しいロケを前向きに乗り切るには?」
来日中の米俳優トム・クルーズさんの会見が2011年12月1日、東京・六本木で行われた。会見では、「ダウンダウンのガキの使いやあらへんで!!」(日本テレビ系列)の「笑ってはいけない」シリーズで主に進行役を務めている藤原寛さんが、「どうすればトム・クルーズさんのように、厳しいロケを前向きに乗り切る事ができるのか教えて下さい」とアドバイスを求める一幕があった。藤原さんの質問に対して、トム・クルーズさんは俳優としての”熱意”をもって答えていた。
トム・クルーズさん主演・製作の「ミッション:インポッシッブル/ゴースト・プロトコル」は12月16日から全国公開される。シリーズ4作目となる今回の舞台は、中東のドバイ。トム・クルーズさんが演じるイーサン・ハントとその仲間たちが「ロシアの中枢・クレムリン爆破」という容疑をかけられ、その汚名を着せられたまま”不可能に近いミッション”の遂行を余儀なくされるというストーリーだ。トム・クルーズさんは世界11ヶ国で会見を行う「世界ワールドツアー」を予定しており、日本が最初の会見となった。これは、「日本が未曾有の大災害に見舞われたので、日本の方々を勇気付けたい」とトム・クルーズさんが熱望したことにより実現されたそうだ。
その会見で、「笑ってはいけない」シリーズの藤原さんがトム・クルーズさんに質問をする一幕があった。会場の記者に交じっていた藤原さんは、質問の指名を受けると「『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』の藤原と申します」と自己紹介。これを見ていたニコニコ生放送の視聴者からは「えwwwww」「なんでいるんだよwww」と驚きのコメントが多く寄せられていた。藤原さんは、「自分は普段タレントのマネージメントの仕事をしています」とした上で
「うちのタレントは皆、『痛い』とか『きつい』とか言って過酷なロケを嫌がるんです。どうすればトム・クルーズさんのように、厳しいロケを楽しく前向きに乗り切ることができるのか教えて下さい」
と質問した。これを受けて、トム・クルーズさんは「私は人々に娯楽を与えることが”好き”ということが一番基本にある」とした上で、
「モノをクリエイトすることから非常にエネルギーが出てくる。瞬間瞬間にそこからエネルギーが出てくる。何か新しいモノを見て、『ああ、こうしよう』というインスピレーションが浮かぶ。特に、監督と新しいストーリーの場面を作ると、それを見てチームとして働くことからエネルギーをもらえる」
「お互いがインスピレーションを与え合うチームワークで、この映画(「ミッション:インポッシッブル/ゴースト・プロトコル」)が出来たわけだ。そういう瞬間に立ち会えることは本当に素晴らしい。インスピレーションをもらえる人たちと仕事をすることがエネルギー源の1つとなる」
と俳優としての情熱を示しつつ、答えていた。
◇関連サイト
・[ニコニコ生放送] 「ダウンダウンのガキの使いやあらへんで」藤原ディレクターの質問から視聴 – 会員登録が必要
http://live.nicovideo.jp/watch/lv72458646?po=news&ref=rews#37:50
(昌山達郎)
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ウェブサイト: http://news.nicovideo.jp/
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