食材と料理人の“タッグ”を募集 新たな食の大賞「日本コレ大賞」創設を発表
11月7日、フランス大使公邸にて、“地域の食応援”を目的とした「日本コレ大賞」の創設が発表された。
フランスの高級シャンパーニュブランド「Champagne Collet(シャンパーニュ コレ)」の後援で、地域の食を応援する食情報のトータルネットワークサイト「Gold Chef Club」を立ち上げるとともに、「日本コレ大賞」2018年2月または3月の授賞式に向けて、料理の募集と審査を行う。
「シャンパーニュ コレ」はフランスのシャンパーニュ地方の中心に位置し、良質なブドウの産地として知られるアイ村で作られている高級シャンパーニュ。昨年の2015年9月に日本に初上陸し、たった1年で特別なひとときを過ごすためのワンランク上のシャンパーニュとして確立しつつある。昨年の新商品発表会にはワインに造詣の深かった故・川島なお美さんが登場したことから、シャンパーニュに親しみのない人でも「シャンパーニュ コレ」のロゴを一度はテレビなどで目にしたことがあるはずだ。これまでもフランス国内で食文化発展のための支援事業を行ってきたが、アジア初進出でもある日本への進出を機に日本国内で美味を追求する人々の活動を支援したいと考えたという。
これから第1回が開催される「日本コレ大賞」の最も特徴的な点は、食材を提供する人と料理人が「連名」でエントリーをすることだ。日本各地域の優れた食材提供者と、その食材の味と特長を一番活かしてくれる料理人が協働開発したオリジナルレシピをもとに審査が行われる。料理人の定義はなく、食材を特長を引き出せる人なら誰でもエントリーできる。審査のポイントは単純な見た目や味だけではなく、食材ロスの軽減度や珍しすぎない食材を使って普及がしやすいかどうかなど、食文化を発展させるために欠かせない要素も含まれている。大賞受賞者は「シャンパーニュ コレ」のゲストハウスがあるフランスのアイ村に招待されるとともに、受賞レシピは権威あるCOLLET発の優れた食材情報として世界に発信される。
同イベントにはスペシャルゲストとして今年日本ソムリエ協会の新会長に就任した田崎真也さんが登場。日本人ソムリエの役割はフランスを食文化を日本国内に紹介するだけでなく、日本の食文化を海外に伝導することも加わっているという。フランスの人々がそうであるように日本人も自国の食に誇りを持つことが最も重要で、和食がさらに世界に広がる好機となるとして、こだわりを持つ料理人や食材提供者を海外に発信できる「日本コレ大賞」の成功を祈った。
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