80年代の原宿ファッションカルチャーがここに。達川清展「HYSTERIC GLAMOUR 1988-1989」開催中
©Kiyoshi Tatsukawa
写真家の達川清による「HYSTERIC GLAMOUR 1988-1989」展が、東京・POETIC SCAPEにて開催中。会期は11月5日(土)まで。
80年台後半、HYSTERIC GLAMOURのデザイナー・北村信彦と、ファッション写真の第一線で活躍していた写真家・達川清が出会い、同ブランドの1988-89年ウインターシーズン用に撮り下ろした写真たち。8×10インチカメラ使用、モデルは全員素人、都内各所でゲリラ撮影という型破りなスタイルで撮り下ろされた人物の中には、のちに現代美術家となる森万里子やミュージシャンの屋敷豪太の姿もあった。
本展では、新たにプリントされた8点の写真作品、撮影当日のメイキング映像、さらに貴重なオリジナル印刷物を展示している。
当時から通常のファッション写真を超える活動を模索していた北村が、その後1991年から始まる写真集「Hysteric」シリーズの出版に至る大きなきっかけの一つとなったプロジェクト。その原点に出会いに行きたい。
会場:POETIC SCAPE 東京都目黒区中目黒4-4-10 1F
会期:11月5日(土)まで
協力:HYSTERIC GLAMOUR | フォトグラファーズ・ラボラトリー | 田村写真
月・火 アポイント制
水 16:00-22:00
木〜土 13:00-19:00
日・祝 休廊
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