片手じゃ持てない!? ハモニカ横丁で特大25cm上質ホットドッグにかぶりつく!

access_time create folderグルメ
f:id:uralatokyo:20160830184411j:plain

以前、田町に「スーパーホットドッグ(SUPER HOTDOG!!)」というホットドッグの専門店がありました。店長自慢の手作りソーセージが美味しくて時々ランチに立ち寄っていたのですが、看板メニューのひとつである「25cmの特大ホットドッグ!」には、なかなか手が出せないでいました。「いつかはこれを食べてやるぞ」と思っていたら、なんとお店は吉祥寺へ移転。なかなか新店舗には行けていなかったのですが、今回、その念願を果たすべく吉祥寺に向かいました。

f:id:Meshi2_IB:20161011115744j:plain

「スーパーホットドッグ」があるのは、酔っ払いの聖地ハモニカ横丁。メンチカツで有名な「サトウ」の脇の路地を入ると、すぐにお店が迎えてくれました。

店長の角尾さんと久しぶりに再会し、「さて、何にしますか?」という問いに迷わず25cmのスーパーホットドッグを注文。あれこれとお話しをうかがいながら、ホットドッグが出来上がるのを待ちました。

もともと写真家だったという角尾さん。カメラを片手に世界中を飛び回り、写真家として第一線で活躍していたのですが「いつかは飲食業をやってみたい」という夢を実現するため一念発起。素材にとことんこだわったホットドッグのお店を開業したのだそう。

「ファストフードとしてではなく、きちんとした料理として出せるホットドッグを作りたいんです」と話す角尾さんの素材へのこだわりは半端じゃありません。デカイだけが取り柄だと思ったら大間違いなんです。

まずはパンですが、こちらで使われるパンはすべて天然酵母で作られたもの。しかもこれ、パン屋さんと共同開発した特注品なのだとか。

f:id:uralatokyo:20160830184458j:plain

そこに、油でさっと揚げた有機キャベツを敷き詰めていきます。この有機キャベツの味付けに使うのは、海外の高級塩と国産の塩をブレンドしたオリジナル塩。この有機キャベツのトッピングは夏季限定の特別サービスですが、ソーセージの代わりにこの有機キャベツを挟んだ「有機キャベツドッグ」も人気です。

そこに、チキンとポークの合挽きソーセージをどどーんと乗せます。

店長の角尾さんがこのソーセージを作っているというのが、「スーパーホットドッグ」最大の売り。ホットドッグに合うソーセージを追求し、お肉とハーブなどの配合率を試行錯誤していまの味に行き着いたのだとか。

f:id:uralatokyo:20160830184532j:plain

そこに、これまた自家製というケチャップとマスタードをかけ、さらにその上から「これでもか!」と言わんばかりにチェダーチーズをかけていきます。

f:id:Meshi2_IB:20161011115842j:plain

とうとう完成!見よこのボリュームを!

なんとか片手で持てましたが、ぜんぜん手に収まりません!

ホットドッグはバランスが大事なんです。市販のパンやソーセージを使えばもっと安く作れるけれど、それは料理とは呼べないし作る意味がない。

ホットドッグのためにイチから作った素材を合体させることで、バランスの取れた美味しいホットドッグができるんです。(角尾さん)

これはもう、美味しくないワケがありません。思い切り口を開けてかぶりつくと、パンのカリッ、キャベツのシャキッ、ソーセージのパリッが口のなかで弾けます。

うまい! うまいっ!! 手が汚れるのなんて気にしてられません。

ハーブの効いた肉汁と、ケチャップ、マズタードが口のなかで混ざり合いながら調和の取れた味わいが広がっていきます。

ケチャップは常に試行錯誤していて、いまのはバージョン10.5。微妙な味わいを少しずつ変えていて、もうすぐバージョン11が完成予定です。(角尾さん)

日進月歩で進化するパソコンのOSのようにより良いものを作るため、こんなネーミングにしているのだとか。角尾さんの探究心は尽きるところがありません。

そして、このホットドッグを縁の下で支えているのが、先程もちらっと紹介した天然酵母のパン。

天然酵母と聞いて固いパンを想像するかもしれませんが、このパンはちょっと別モノ。表面はカリっとほどよい歯応えがありながら、なかはフワフワ。質感も重すぎず、食べていると「美味しさ」を通り超して「気持ち良さ」すら感じてしまいます。

f:id:uralatokyo:20160830184614j:plain

▲脂がさっぱりしているからか、全然胃はもたれません

食べても食べても量が減らず、半分でちょっと休憩。

f:id:uralatokyo:20160830184634j:plain

ホットドッグとともに店長がオススメするのがこちらのベルギービール。セレブビールという銘柄で、ホットドッグとの相性抜群なのだとか。うーん、次回はぜひこれを飲みたい。

f:id:uralatokyo:20160830184657j:plain

2階はイートインスペースになっているので、ゆっくりと食事することもできます。ソーセージ単品や、ベルギー産のジャガイモを使ったフライドポテトもあるので、Barとしても利用できそうです。

f:id:uralatokyo:20160830184721j:plain f:id:uralatokyo:20160830184738j:plain

吉祥寺にお越しの際はぜひお立ち寄りを!

お店情報

スーパーホットドッグ 吉祥寺ハモニカ横丁店

住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町1-1-8

電話番号:0422-27-2616

営業時間:12:00〜20:00(金曜日・土曜日 11:00〜22:00、日曜日 11:00〜20:00)

定休日:月曜日(定休日以外に不定休あり)不定休については随時ツイッターにて告知しています。

twitter:@superhotdog777

※金額はすべて消費税込です。

※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。

書いた人:加茂光

加茂光

1986 年東京生まれ。編集プロダクション勤務を経てフリーライターに。嫌いな食べ物は、気合が入っていないもの。座右の銘は、「ルール破ってもマナーは守るぜ」 Twitter:@kamohikaru

過去記事も読む

関連記事リンク(外部サイト)

酒好きが選ぶ、究極の「おつまみブレッド」を探しに吉祥寺まで行ってみた
宮崎県の超ローカル柑橘「へべす」が、ナゼか東京・吉祥寺で大流行している!
なんと店内に“堆肥”がドーン! 発酵ブームを牽引する「タイヒバン」【吉祥寺】

  1. HOME
  2. グルメ
  3. 片手じゃ持てない!? ハモニカ横丁で特大25cm上質ホットドッグにかぶりつく!
access_time create folderグルメ
local_offer

メシ通

食を楽しみたいあなたのスキマ時間を、笑顔と感動と知って得する情報で満たす「グルメ情報マガジン」です。平日は休まず更新中。

ウェブサイト: http://www.hotpepper.jp/mesitsu/

TwitterID: mesitsu

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。