『ゆるキャラグランプリ』組織票で「にしこくん」が1位になり運営がビックリ
ゆるキャラさみっと協会が運営、開催している『ゆるキャラグランプリ2011』では全国のゆるキャラのグランプリを決めるというもの。これは運営側がグランプリを決めるのではなく、ネットユーザーによる投票で決められるのだ。投票は1メール1日1回となっており、投票による制限が行われている。
しかしこんな『ゆるキャラグランプリ2011』でちょっとした騒動が起きてしまったようだ。投票となって黙っていないのは、『2ちゃんねる』ユーザーのお兄さん達。特にここに常駐しているVIPPERと呼ばれる特別な方々のパワーは日本を動かすバイタリティがあると言われている。そんなバイタリティが良いことに使われたら良いのだが、またしても変な方向に使われてしまったようだ。
今回の『ゆるキャラグランプリ2011』で、西国分寺の非公式キャラクター「にしこくん」を1位にしようという呼びかけが行われた。皆その呼びかけに賛同し組織票が行われたのだ。瞬く間に「にしこくん」のランキングは上昇し、一気に1位に浮上する「にしこくん」。1日1回という制限があったはずだが、フリーメールでメールアドレスを作成し何回も投票する者も居たようだ。
この騒動に気づいた運営は票数を修正し、「にしこくん」の不正票を無効とした(正確には票数を80%減らした)。すると1位だった「にしこくん」が10位に転落し現在は「くまモン」が1位となっている。また対策としてYahoo!やGoogleのフリーメールを使えなくするといった方法も取られている。手動では無くスクリプトにより投票させている人もおり、仕方無い措置としている。
一方『2ちゃんねる』は今現在(22日の深夜3時)でもスレッドは存続している。
※画像はゆるキャラグランプリのウェブサイトより引用。
※この記事は、ガジェ通ゴールドラッシュの「ソル」が執筆しました。[リンク]
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