【超人気】全国からオーダーが殺到! 溶岩プレートの上で踊るホルモン焼きが激ウマ【福岡・福重】

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うまいホルモン焼きが食いたい!

先日の健康診断で尿酸値の高さを指摘されたメシ通レポーターの桂です、こんにちは。

改善するにはプリン体を含む食べ物を控えろとのこと。例えばビールとか内臓とか……。そうか内臓かぁ……。例えばモツ……ホルモン……。ん? ホルモン!?

そうか今日はビールで一杯やりながらホルモン焼きを食べよう!!(ぉぃ)

だって仕方ないよね、想像してたら食べたくなったんだから。「うまいメシ」を食べたいという気持ちにブレーキは無いぜ!

ということで、今回訪れたのは福岡市西区福重。福岡市の郊外であり、天神からだと車でも30分程度かかる住宅地です。郊外型の路面店やファミレス、カレーチェーン店等が立ち並ぶエリアに、今回訪れる「浜や 福重店」があります。

この「浜や」、実は天神や博多駅にも店舗を構えているのですが、そちらはもつ鍋が中心。福重店のみホルモン焼きをメインにしているとのことなので、今回はこちらへお邪魔することにしたのです。

ちなみに、「浜や」のもつ鍋通販セットは某有名百貨店のバイヤーズセレクションに選定された極上の味。化学調味料を使用せず材料にこだわり抜いて作ったもつ鍋は、全国からオーダーが殺到している人気の品だそうです。

最寄り駅の姪浜からだと歩いて20分以上。車が便利です

最寄り駅は一応市営地下鉄の姪浜駅ということになりますが、駅から徒歩だと少し時間がかかります。歩けないわけではないけど、車があったほうがよいですね。

道順ですが、

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姪浜駅の南口を出て、西日本銀行のある交差点を南進します。

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ひたすら福重方面へまっすぐ進み

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今宿新道とぶつかったところ(福重の交差点)を右へ曲がります。ファミレスが目印です。

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やがて都市高速の福重ジャンクションが見えていきます。青果市場入り口の信号を左へ曲がり、

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100メートル程行くと、左手のマンションに赤ちょうちんと看板が見えてきます。

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その角を左にいくとお店発見!

うまそうに食べる体育会系男子の広告が目印です。いやしかしちょっとこの男子、めっちゃいい食いっぷりじゃね!?

こっちまでつられて山盛りこはんを食べたくなるような気持ちになりますね。

なお、車の方は少し離れた場所に駐車場が用意されていますので安心です。

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さあ、ホルモン焼き、ホルモン焼き、とその前に。

ということでさっそく店内へ。

店内はカウンター席とテーブル席に分かれていますが、今回はカウンター席をチョイス。某深夜のグルメ番組の影響でしょうか、「がっつり肉を食うにはカウンター席」と言うイメージがありませんか?

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カウンターの上にはメニューが掲示されており、どれも良心的な価格だということが一目でわかりますね。

心の声A「うわ、これ牛タンも捨てがたいっちゃけど」

心の声B「いや、プリン体を考えたら鶏肉盛りにしとけや」

心の声C「バカかお前は! ホルモンを食わずしてこのお店を語れんやろ」

ABC「だよなー」

というわけで、多少の葛藤はあったものの当初の予定通り「ほるもん盛り」を注文。

※↓一般的には「ホルモン」とカタカナで表記されることが多いのですが、以降このレポートではメニュー通り「ほるもん」とひらがなでの表記をします↓※

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先にビールとおつまみの「イカオクラ」が到着。さあ、かんぱ~い!

※ちなみに、今回の運転手は飲酒しておりません。

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▲ビール(450円)とイカオクラ(300円)

このイカオクラ、適度なネバネバ感がクセになりそうな味で、肉が来る前にビールが進んでしまいます。

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そして席には既にコンロの上に溶岩プレートが置かれ、肉の到着を今か今かと待ち構えています。

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実はこの溶岩プレートもこのお店のこだわりの一つ。

あらかじめ厨房で200度に熱してあり、その熱を保ったまま席まで運んでくるのです。今回厨房の中を特別に見せていただきましたが、この加熱機器の扉を開けると熱風が吹き出てくるのでめちゃめちゃ熱いです。

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この扉を開けると溶岩プレートが並んでいるのですが……。

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熱い、熱いです!

ほるもん盛りの到着! さっそくプレートの上にっと

そうこうしているうちに「ほるもん盛り」の到着。

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▲ほるもん盛り(1,150円)

6種類の牛ほるもんがぎっしり。丁寧にした処理された各部位がどれもうまそうですよ。

ちなみに余談になりますが、全国的には「ほるもん」というと小腸や大腸など一部の部位だけのことを指したり、牛ではなく豚の内臓だったりする地域もあるようです。

ここ福岡ではほるもんというと牛の内臓全般のことを指し、小腸だけでなく、ミノ、ハチノス、サガリなどありとあらゆる部位が食材となるのです。

閑話休題。

ではさっそくアツアツの溶岩プレートの上にどんどん乗せていきましょう。

焼き方は目の前に詳しく解説された案内が掲示されていますので、はじめて食べる人でも安心ですね。

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いきまーす!

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▲溶岩プレートがめちゃくちゃ熱いのでやけどに注意してください

じゅわ~~っと音を立てて焼かれていくお肉達。

アツアツの溶岩プレートの上で踊るように豪快な音を立てて良い色になっていきます。

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焼きあがるまでの時間、ふと壁のメニュー表を見直してみると……。

ぇ?

なにそれ? どういうこと??

「お冷とキムチはセルフサービス」とあるではないですか。

すなわち、キムチは好きなだけ取っていいよということ?

これは食わねば!

ということで、セルフサービスコーナーへ。

文字通り山盛りの自家製キムチが取り放題です。

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▲自家製キムチ(無料)

そしてこのキムチにもこだわりが。

一般的なキムチは白菜を使用していますが、このお店で使用している野菜は、キャベツ、きゅうり、ニンジン、ニラ。これらすべてを福岡の台所として名高い糸島の伊都菜彩から仕入れているとのこと。

実際、野菜の甘味がほんのり効いていて辛さの中に甘味を感じる濃厚な味です。市販のキムチになれている人は、この味わい深さにびっくりしますよ。ほんと、糸島ブランド無双状態ですね。素晴らしい味です。

もちろん、酒も進みます。

焼きあがったほるもんはジューシーで口の中でとろける!

そろそろ焼きあがった頃です。溶岩プレートの熱でこんがりといい色に焼けてますね。

実は溶岩プレートで焼くとプレートが適度に脂を吸うので、焦げ付かずにジューシーに焼きあがるそうです。

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では、まずマルチョウから味わってみましょう。

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めっちゃうまいっす!

口の中でううま味がじゅわ~っと広がって、かんでもかんでもうまさがあふれ出てきます。

いやこれは最高だわ。本気でうまい!

適度にビールでのどを潤しながら食べ進めていきます。

キムチもお代わりしながらガツガツと食っていくのですが、もう一度メニューに目を通すと「ハンバーグ」がありますね。

これだけ肉がうまければきっとハンバーグもうまいに違いない。

ということで、次にハンバーグをオーダー。

牛肉100%のハンバーグがこれまたうまい!

もちろん、ハンバーグも溶岩プレートの上で焼き上げます。

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▲お店のスタッフさんが手早くプレートの上に乗せてくれます

スタッフさんによると、このハンバーグはつなぎなど使用せず牛肉100%で仕上げているとのこと。これは期待できますね。

ペーパーで挟まれてじっくり中まで火が入っていく様子は見ていて飽きません。

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▲ハンバーグ(950円) 2個でこの値段です

そしてこんがりきつね色に焼きあがったハンバーグ。ソースをつけていただきます!

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今日何度この言葉を口にしたでしょうか。

うまいっ!

こんなうまいもの食えて幸せ!!

肉本来のうまさと肉汁がいい感じでミックスされ、焼きたての肉の匂いやジュージュー焼かれる音もスパイスとなり五感全体で肉を味わう贅沢さを感じます。

溶岩プレートは火を消してもしばらく一定温度を保って肉を温め続けるので、時間を置いてもアツアツのハンバーグが味わえるのもポイント高いですね。

最後に店長の森永将士さんとスタッフの三宅希さんにお話をおうかがいしました。

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店長「この辺りは住宅街なので、天神や博多駅とは違い普段は家族連れが多いお店です。すぐ近くに体育館もあるので、体育館帰りの社会人の方もよく来られます」

三宅さん「男性の方だとやはり一杯飲みながらほるもんや牛タンなどを召し上がります。ちなみにキムチは私が作っています。お持ち帰り(300円)もできますよ」

店長「素材にも焼き方にもこだわって提供しています。美味しい肉が手軽に食べられるお店として、少し遠いですがぜひいらしてください」

さて、今夜もまたいいお店見つけたなあ……と実感しながら、少しだけプリン体のことが脳裏をよぎったので、消化促進をかねて駅まで歩いて帰ることにしました。

お店情報

浜や福重店

住所:福岡県福岡市西区福重2-6-47

電話番号:092-884-1129

営業時間:11:00~15:00、17:00~23:00(LO 22:30)※連休最終日の前は17:00~24:00(LO 23:30)

定休日:水曜日

ウェブサイト:もつ鍋「浜や」公式通販

※金額はすべて消費税込です。※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。

書いた人:桂浩一

桂浩一

1968年生まれ。福岡出身。東京で就職するも福岡の味が忘れられず、何のあてもあなく退職してUターン。 現在フリーライターとして活動中。メシと酒とホークスをこよなく愛する自由人。 一応、人事組織コンサルタントみたいなこともやっているが本業は食べ歩きと思っている。

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