最短0.1秒の高速AFを実現 リコー光学10.7倍ズームを搭載したデジカメ『CX6』発売

RICOH CX6

リコーは、新オートフォーカス(AF)システムを搭載し最短0.1秒を実現したコンパクトデジタルカメラ『CX6』を12月3日に発売します。光学10.7倍(28~300mm)広角・高倍率ズームレンズを、厚さ28.5mmのコンパクトボディに搭載。従来比で約1.7倍明るい高輝度液晶モニターを採用しています。ボディーカラーは、ブラック、シルバー、ピンクの3色をラインナップしました。

『CX6』は、前機種『CX5』で採用したハイブリッドAFシステムをハードソフト両面から改良。広角28mmだけでなく、望遠300mmでも最短AF合焦時間を0.1秒まで短縮しました。ズーム全域において、一瞬のシャッターチャンスも逃しません。連写メニューに「AF連写」を追加し、動きのある被写体でも毎秒最大3コマのスピードでピントを合わせ続けます。

液晶モニターには約1.7倍(従来比)明るい高輝度モニターを採用。屋外での視認性を向上しました。また、被写体の明るさに応じて、カメラが自動的に輝度を調整する機能を追加。撮影環境の変化による視認性の低下を抑えます。

93mm以上の望遠撮影の際、液晶モニターに小画面を同時に表示する「ズームアシストモニター」を搭載。フレーミングしている位置を常に確認できるようになり、望遠撮影が使いやすくなります。また、モードダイヤルに「絞り/シャッタースピード優先モード』を追加。「開放」「小絞り」の選択によって、「マクロ撮影時に被写体を際立たせたい」「動きのある被写体の一瞬を切り取りたい」という撮影にも対応可能です。

『CX』シリーズでは初めて、動画専用のレリーズボタンを追加。オートフォーカスやズーム機能も搭載し、クオリティの高い動画撮影ができます。また、短い動画撮影に特化した「スナップ動画撮影」機能と、カメラ上で動画分割/再生ができる機能を使えば、手軽に動画作品を作って視聴できます。

カメラ部有効画素数は約1000万画素、撮影素子は1/2 3型CMOS、レンズは焦点距離f=4.9~52.5mm、F3.5(広角)~5.6(望遠)、ISO100~3200、3.0型透過型液晶モニター搭載(約123万ドット)、サイズはW103.9×H58.9×D28.5mm、重さ201g(電池、メモリーカード含む)。価格はオープンですが、予想価格は4万5000円前後。
 

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Kyoko Sugimoto

京都在住の編集・ライター。ガジェット通信では、GoogleとSNS、新製品などを担当していましたが、今は「書店・ブックカフェが選ぶ一冊」京都編を取材執筆中。

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