『ゴーストバスターズ』の「プロトンパック」は実現可能?! MITの物理学者が全面協力
オトコには弱いけどゴーストにはめっぽう強い理系女子(リケジョ)な4人がゴーストバスターズとして幽霊退治に奮闘する映画『ゴーストバスターズ』が19日(金)より公開。11〜14日に先行公開された事もあり、ますます話題となっています。
筆者も観て参りましたが、「プロトンパック」を振り回しゴースト相手に戦う女子バスターズが超かっこ良くてアガります! 現在大ヒット中の某邦画もそうですが、普段日陰者のオタク集団が大活躍して人類を救うっていうのが何ともたまらないんですよね……!
『ゴーストバスターズ』を観た人なら全ての人が憧れるであろうこの「プロトンパック」。全米の屈指のエリート名門校の一つであるマサチューセッツ工科大学の博士研究員で、本物の素粒子物理学者であるジェームズ・マクスウェル氏が本作に協力していることが分かりました。
劇中では武器担当のホルツマン(天才科学者・イカれ美女)がプロトンパックを作っていく過程が描かれますが、ポール・フェイグ監督は「もしかしたら実際に作れるんじゃないかと思えるようなリアル感が欲しかった。現代的なテクノロジーを組み込む一方で、どの機械も電気屋や大学のごみ箱から漁ってきたパーツで作られたように見えるようにしたよ」とこだわりを語っています。
そして監督がここまで自信を持つのには理由が。本作に登場するガジェット機器は、本物の素粒子物理学者であるジェームズ・マクスウェル氏がテクニカル・コンサルタントとして携わっており、現実世界の最先端科学技術に関してしっかりとアドバイスしていたからなのです。
本作の武器や小道具などガジェット機器のデザインを務めたジェファーソン・セイジは、ジェームズ・マクウェル氏について「ジェームズはプロトンパックなど架空のデバイスの裏付けとなるような現実の科学について教えてくれた。現実のアイデアを色々聞いたおかげで、ゴーストバスターズが使う武器の土台にすることができたんだ」と言い、現実世界の科学技術を元に劇中のガジェット類を作り上げていったことを明かしています。
ということは、現実でプロトンパックが作られる日もそう遠くはないのかも!? さらに、ゴーストを捕獲するためのプロトンパックやプロトンビームの他にも、ゴーストを捕まえて粉々にしてしまうゴースト・クラッシャー、プロトンビームを銃のように発射できるプロトン・ショットガンなど、見ているだけでもワクワクいっぱいの楽しい武器がいっぱい登場する本作。そんなガジェット達にも注目して観てくださいね!
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