【ガジェ通秋葉原制覇】昭和29年創業!アキバの中心で昭和を叫ぶ! @『赤津加』

akatuka-hayasi018_R

秋葉原と言えばガジェット通信編集部のある街ですが、何気に編集部の周辺にも古い街並みが残っている部分があります。

この『赤津加』も“大衆割烹”と書かれていて、かなり歴史の古そうな店構えです。

akatuka-hayasi000_R

というわけで、筆者(YELLOW)的には前から気になっていたのですが、どうも入りにくい雰囲気というか、ぶっちゃけ高いんじゃないのか?みたいなビビリが入り、この日までスルーしていました。

恐らく秋葉原でも2番目に入りにくいオーラを漂わせる店でして、流石の筆者も躊躇してしまうのは否めません(1位は断トツ『いし橋』で確定!)。

akatuka-hayasi025_R

しかし!

平日の昼間に店の前を通ってみると、外にランチメニューが出ていました。

akatuka-hayasi026_R

「ほほう……これなら勝つる!」

ランチであれば筆者の財布でもどうにかこうにか、なってしまう可能性があるかも知れない予感で御座います。

昭和29年創業『赤津加』

akatuka-hayasi003_R

店の周辺をメイドさんたちに包囲され、完全に封鎖されている感のある『赤津加』ですが、平日はランチ営業もやっている事を知った筆者は、とりあえず潜入してみました。

akatuka-hayasi001_R

すると、どうでしょう?

完全に鎖国している感のある『赤津加』ですが、中には意外とお客さんが入っている感じです。しかも、ほとんどが古くからの常連さんたちのようですね。

akatuka-hayasi002_R

言うまでもなく今の秋葉原は“ランチ激戦区”なのですが、ちゃんとお客さんの心を掴んでいる老舗居酒屋って事でしょうか?

歴史を感じる『赤津加』の店内

akatuka-hayasi012_R

あの『吉田類の酒場放浪記』にも出ているだけの名店でして、その趣ある外観や内装は文化遺産として保存するべき案件ですね。

古くから営業している店もほとんどの店が改装してしまう昨今、この激シブな内装を維持している『赤津加』はリスペクトです。

akatuka-hayasi013_R

これは機会を改めて飲みに訪れるべきですね。ランチだけで『赤津加』を語るのはナンセンスかと存じます。

『特製ハヤシライス』を食す!

akatuka-hayasi024_R

個人的には『若鶏竜田揚げ定食』(800円)も気になるのですが、やはり歴史ある店ですので、ここは『特製ハヤシライス』(800円)が正解です。

結果、こんな感じの美味しそうな『特製ハヤシライス』が運ばれて来ました。

akatuka-hayasi022_R

これはキテるんじゃないでしょうか?

あえて居酒屋でハヤシライスを選ぶ理由とは?

akatuka-hayasi019_R

まず『赤津加』は居酒屋さんなのに、あえて洋食メニューであるハヤシライスを推して来るところに注目すべきですね。

このような場合、料理人の自信作である確率が高いので、必ずチェックすべきなのです。

akatuka-hayasi021_R

言うまでもなく『特製ハヤシライス』は、ほぼほぼランチ限定メニューなので、わざわざ特別に仕込みもしているという事でして、かなり気合いが入っている事は間違いありません。

器も和風で『赤津加』らしさがあり、ハイカラかつ雅な雰囲気ですね。

味の方もトマトの酸味、タマネギなどの香味野菜の美味しさが溶け込んでいて、非常に味わい深い『特製ハヤシライス』になっています。

サラダと味噌汁も美味い!

akatuka-hayasi023_R

日本生まれのハヤシライスには味噌汁が正解かと存じます。

akatuka-hayasi017_R

サラダも鮮度が良く、さすがの『赤津加』って感じでしょうか?

akatuka-hayasi020_R

っていうか、何気に手作りの『特製ハヤシライス』と、これらがセットで800円は安いと思います。ご馳走様でした!

『特製ハヤシライス』 総評

akatuka-hayasi004_R

ハヤシライスとしての美味しさは勿論ですが、店の雰囲気もコミコミで考えて『特製ハヤシライス』の800円は魅力的ですね。

強いて言うなら、ランチは平日にしかやっていない様なので、なかなか利用する機会に恵まれない事でしょうか?

それでは、是非みなさんも『赤津加』の美味しい『特製ハヤシライス』を食べてみて下さい。

『赤津加』

住所:東京都千代田区外神田1-10-2

営業時間 11:30~13:30 17:00~22:30
定休日:日曜祝日(土曜日は隔週休み)

―― 見たことのないものを見に行こう 『ガジェット通信』
(執筆者: YELLOW) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか

  1. HOME
  2. アキバ
  3. 【ガジェ通秋葉原制覇】昭和29年創業!アキバの中心で昭和を叫ぶ! @『赤津加』
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。