【ガジェ通秋葉原制覇】老舗製麺所『浅草開化楼』の麺を使った冷やしラーメン @『麺屋きわみ』
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ガジェット通信編集部のある秋葉原も本格的に夏が訪れ、もはや筆者が熱射病で倒れるのも時間の問題かと思われます。
というわけで、暑い夏は“冷やしラーメン”一択でして、とりあえず今回も秋葉原の冷たいラーメンを紹介してみましょう。
『麺屋きわみ』
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さして『麺屋きわみ』に興味のなかった筆者ですが、あの昭和25年創業『浅草開化楼』の麺を使っているとなると話は別です。
筆者もちょいちょい趣味で麺を作っているので何気に知っている『浅草開化楼』ですが、多くのラーメン屋さんに美味しい麺を提供する一方で、製麺所の営業担当でもありフリープロレスラーでもある負死鳥カラス氏はラーメン屋さんと麺を共同で開発しています。
つまり長い経験と多くの知識は業界でもトップクラスであり、製麺所としてのブランドを確立している『浅草開化楼』の麺はラーメン好きなら必食の麺なのです。
冷し坦々麺を所望する!
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というわけで、暑い秋葉原の夏は冷たいラーメンしか食べない勢いの筆者は、ふたつのメニューに悩む次第で御座います。
『冷し中華のつけ麺』(800円)と『冷し坦々麺』(850円)の二択です。
微妙に悩む選択肢ですが「3秒で決断出来ない男は死あるのみ!」と言う我が家の家訓により、割とマッハで決断した結果は『冷し坦々麺』で御座います。
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何故、コチラを選んだのかというと、過去の自分に聞いてみないと分からないのですが、恐らく『冷し坦々麺』な気分だったんじゃないでしょうか?
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整いました。
まず、坦々麺という程の辛さが伝わらないビジュアルですが、食べた感じも辛さは控え目、むしろ辛さは皆無と言っても過言ではないレベルでした。
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「坦々麺とは、何か?」
この素朴な疑問に辿り着くまで、多くの時間は必要ありませんでした。
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しかし!
ここで坦々麺について小一時間考察していると麺が伸びてしまう可能性が高いので、そこはあっさり実食に移ります。
バランスの良い『浅草開化楼』の麺がキテる!
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最近やたらと冷たいラーメンを食べまくっていて気が付いたのですが、ラーメンの麺は冷やす事で食感がアップします。
具体的には麺のコシとかツルっとした喉越しなど、同じ麺でも熱いラーメンのスープに浸っている時には見せない一面が見えて来ます。
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この『冷し坦々麺』も同様で『浅草開化楼』の麺の食感がアップしていて、非常に喉越しの良い仕上がりになっていますね。
芝麻醤のコクは良し!
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やや小一時間なビジュアルのスープですが、とりあえず芝麻醤の胡麻っぽいコクが出ていて、ラーメンのスープとしては美味しいと思います。
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若干、冷しラーメンなので脂も押さえられている為に、スープの濃度と言うか粘度と言うかブリックス的な何かが低い為、麺への絡みがイマイチな可能性はありますが、逆にスープ単体としては飲みやすいのでコレはコレで正解です。
刻みチャーシューが入っている件
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チャーシュー的な何かは普通の奴の他にも、刻みチャーシューがデフォルトで入っています。
なので、全体的には賑やかな感じなのですが、いかんせん刻みチャーシューは沈んでしまいがちなので、レンゲで回収する必要があります。
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このワンクッションは賛否が分かれるところでして、筆者的にはスープと一緒に口に運ぶので手間とは感じませんが、冷やし中華みたいに細切りにしてあれば麺と一緒に箸で運べるので楽な予感です。
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とは言え、デフォルトで入っているだけでも有り難い存在である事は間違いありません。
『冷し坦々麺』 総評
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噂通りの『浅草開化楼』の美味しい麺を味わえたので、冷やしラーメンとしては美味しかったです。
ただし、スープはちょっとライトな感じなので『冷し坦々麺』の坦々麺な部分を求めて食べた場合、評価が分かれるのは否めません。
もうちょっとスープのボディと言うか芯があると、ぐっと評価が上がると思ったのですが、現状だと麺に負けているって気がしないでもないですね。
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とは言え、普通に美味しく頂ける『麺屋きわみ』の『冷し坦々麺』ですので、是非みなさんも秋葉原にお越しの際には試してみて下さい。
『麺屋 きわみ』
住所:東京都千代田区外神田4-3-11
営業時間 11:00~23:00
定休日:無休
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(執筆者: YELLOW) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか
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