ASUSのUltrabook『ZENBOOK』がついに登場! オーディオ回りも凄い
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ASUSTekのUltrabookパソコン『ZENBOOK』が11月3日に全国で発売となった。このPCはインテルが提唱するUltrabook規格に沿ってデザイン、設計されたパソコン。今後も東芝など国内外からUltrabook規格のパソコンが出るのだが、いち早くリリースとなったASUSTekのUltrabookを入手することができたので早速開封、そして触ってみることにした。
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量販店に行くと『ZENBOOK』は大勢の人に囲まれており既に注目の的のようである。既に買うと決断していたので、店員さんに「13インチのモデル下さい!」と声をかける。そのままレジに行き会計。箱を持ってみると驚くほど軽い。中にパソコンが入っているとは思えないほどだ。
ちなみに現在は11.6インチ(型番、UX21)と13.3インチ(型番、UX31)のモデルが発売になっている。CPUは両方とも『Core i7』、RAMは4GB、そしてSSD容量はUX21は64GBと128GB、UX31は128GBと256GBがある(256GBのモデルは11月下旬発売予定)。そのほかの違いは画面の解像度とバッテリーの持ち時間。そして重さに大きさだろうか。聞いたところ性能差はそんなに無いという。4GBのメモリは固定であり増設、付け替えは不可能となっている。ちなみにガジェット通信が購入したのはUX31(128GB)となる。
早速帰宅して開封してみることに。ダンボールを開けると中に黒い箱が見える。箱の中に更に箱が入っているようだ。箱を取り出すとZENBOOKのイメージが前面に映されている。この中に入っているのは間違いないだろう。テーピングも何もされていないのでそのままスーっとあけると中には『ZENBOOK』の姿が。そして隅には付属品らしき物も見える。
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ここはまず本体に手を触れずに付属品から触ってみよう。これは見ての通り、PCアダプターだろう。そして別の袋は付属品が入っている物。中にはディスプレイアダプター変換コネクタとLAN変換コネクタ(USB)が入っていた。『ZENBOOK』だけで作業するなら必須では無いが、有線LANや外部モニター出力する際には必要となるだろう。ちなみにHDMI端子は無いので変換ケーブルを別途購入の必要がある。
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そしてついに『ZENBOOK』に触るときが来た。『ZENBOOK』の下には専用ケースがあり、すっぽり入るサイズの物が付属されている。更に下にはマニュアルなどが入っている。
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『ZENBOOK』を横から見ると、やはりかなり薄い。USB端子がギリギリ収まるサイズだ。ちなみに左右にUSBがあり、右側ははUSB3.0規格となっている。最薄部をiPhoneを並べて厚さを比較してみると少し『ZENBOOK』の方が薄かった。
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早速起動してみる。電源ランプが点灯、ACアダプタ側のランプも点灯。オレンジに光っているのはどうやら充電中ということらしい。バッテリーがMAXになるとこの箇所が緑になる。そして恒例の『Windows 7』の設定画面が表示された。サービスパック1は適用済みだが、WindowsUpdateはおこなっておこう。ちなみに付属ソフトとしてキングソフトのOfficeが入っている。そのほかASUSのマネージメントアプリケーションも入っている。
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この『ZENBOOK』は薄くて軽いだけが特徴では無い。実はオーディオにBang & Olufsen ICEpower(バング&オルフセン アイスパワー)が採用されているのだ。オーディオオタクならピンと来るかもしれないが、丁寧な音作りで定評なブランドである。ゆえに同じくオーディオオタクの記者もイヤホンは『A8』を愛用していたことがある。残念ながら細いコードがすぐに断線するという事故にあってしまったが……。
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某『MacBookAir』に似ているのは確かだが、あの使いやすさをWindowsユーザーも体験したいと思っている方もいるだろう。広いタッチパッドにジェスチャー機能。瞬時に起動できるInstant On機能などあげればキリが無いくらいだが、『ZENBOOK』もなかなかのものだ。通常ブートも30秒掛からないくらいの速さなのには驚いた。起動については動画を観て頂ければわかるだろう。スリープからの復帰かと思うくらい早いのには驚くぞ。
こちらの商品、量販店では売り切れが続出しているらしいがアマゾンでは現在在庫がある。買うなら今のうちかもしれない。
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※この記事は、ガジェ通ゴールドラッシュの「ソル」が執筆しました。[リンク]
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