カッチカチ!! あずきバーが石のように硬い理由

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猛暑でアイスの美味しい日が続いていますが、みなさんのお気に入りのアイスはなんでしょうか? 昔に比べてアイスの種類も大幅に増えて、さまざまな味が楽しめるようになっていますが、やっぱり日本の伝統的な甘みが楽しめる「あずきバー」が好きという方も多いのでは?

HPで注意喚起するほど硬いあずきバー

さて、そんなあずきバーですが、食べたことのある人ならきっと一度は感じたことがあるでしょう。「なんでこんなに硬いんだ!?」という疑問です。たしかにあずきバーの硬さはただごとではありません。他のアイスでこんなに硬いものは食べたことがないし、ただの氷と比べても格段に硬い感じがします。冷凍庫から出したばかりのカチカチのあずきバーに思い切りかじりついたら歯が折れてしまうのではないかと恐れるぐらいの硬さです。実際、あずきバーの元祖「井村屋」のHPには「固く凍っているため、歯を痛めないようにご注意ください」という注意書きがあるほどです。

硬さの理由は…“空気”の量!

基本的にアイスのなめらかな柔らかさは、含まれている空気の量によって変わります。含まれている空気の量が多いとフワッとした軽い食感になり、少なければねっとりと重い食感となって硬さも増します。また、乳固形分の量もアイスのなめらかさを左右する要素のひとつです。

しかし、あずきバーの原料は、砂糖、あずきとあずきの煮汁、水飴、コーンスターチ(でんぷん)、食塩で、空気の泡がほとんど含まれていません。アイスというよりもゆでたあずきを凍らせたものに近く、それがあの硬さの理由になっているのです。そのため、あずきバーは温めると「おしるこ」としても美味しく食べられるようになるそうです。また、あずきバーはアイスのなめらかさを作る乳固形分もほとんど含んでいません。つまり、あずきバーは含まれている空気と乳固形分がほかのアイスと比べて極端に少ないために、あれほど硬くなっているのです。

余計なものが入っていないからこそ、あずきバーは硬く、あずき本来の甘みが楽しめます。思いっきりかじって歯を痛めることがないよう注意しながら、存分に味わいましょう♪

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