『侠飯~おとこめし~』第2話に登場した“ガツンとくる濃厚中華の侠飯”を再現してみた
料理弱者のズボラ男子が、ドラマ『侠飯~おとこめし~』(テレビ東京系列/金曜・深夜0時12分~)に登場した絶品手料理をクッキング。第2話は、“ガツンとくる濃厚中華の侠飯”です!
ヤクザの組長・柳刃(生瀬勝久さん)が大学生・良太(柄本時生さん)に買い物を頼んだ材料はコチラ。
・ごはん
・豚ひき肉
・やげん軟骨
・塩
・キャベツ
・長ネギ
・万能ネギ
・ニラ
・大蒜
・たまご
・餃子の皮
・ラード
・創味シャンタン(チューブ)
・しょう油
・ゴマ油
・白コショウ
まず初めに申し上げます。今回の再現クッキングにて、「ラードと創味シャンタンがあれば近所の中華屋いらないんじゃないか説」が立証されましたッ!
焦がし醤油の大蒜炒飯
フライパン(弱火)に粗く刻んだ大蒜とラードを入れ、大蒜の香りがたったら創味シャンタンを加えます。大蒜……ちゃんと読めますか? ニンニクですよ、ニンニク!
白コショウを加えた溶き卵を入れ、強火でさっと混ぜたら温かいごはんを加えます。炒めた時にパラパラと仕上げるには温かいごはんの方が良いそうです。
万能ネギを入れ、仕上げにしょう油を少し焦がして混ぜ合わせます。
器に盛り付け、万能ネギを散らしたら完成です。
まずもって香りが既に超本格的! ラードと創味シャンタン、マジで最強です。もちろん味付けも文句ナシ。具材はたまごと万能ネギだけですよ。なのに、チャーシュー入りの五目炒飯を食べているんじゃないかくらいの豊かな味わいが口いっぱいに広がります。ニンニクをたっぷり入れて風味をガツンと利かせるのがポイントです。自宅のコンロの火力でここまでの完成度なら、もう大満足です!
軟骨入り餃子
みじん切りにしたキャベツ、長ネギ、ニンニク、細かく刻んだニラをボウルに入れます。
さらにしょう油、塩、ゴマ油、味噌、ラードを入れ、細かく刻んだやげん軟骨と豚ひき肉を加えます。
粘り気が出るまで具材をこねていきます。最初に豚ひき肉とやげん軟骨が白っぽくなるまでこねてから野菜と混ぜ合わせるのがコツみたいです。
タネができたら餃子の皮で包んで準備完了です。次は焼いていきましょう。
フライパンに油を熱し、餃子を並べます。この時は中火。
焼き色がついたら弱火にし、水を加えてフタをします。水は餃子の3分の1が浸るくらいの分量です。
フタをしながら2分ほど蒸し焼きにします。
その後、フタを外して水分を飛ばし、仕上げにゴマ油を加えて焼き目がカリッとなったら完成です。
軟骨のコリコリとした食感が絶妙で、隠し味に味噌を加えたことで深みとまろ味がグンと増しています。軟骨は少し粗く刻んだ方が良いかもしれません。そして、ここでもラードが食欲をそそる香りを漂わせてくれています。オーソドックスにしょう油・酢・ラー油のタレでも美味しいですが、酢と白コショウを合わせたタレもさっぱりしてオススメです(以前にマツコ・デラックスさんの番組でも見た)。
今や、油も水も不要のフライパンで焼くだけで抜群に美味しい冷凍餃子が食べられる時代。しかし、手間と食材の工夫でこれほどまでに感動的な餃子が自宅で食べられるのかと驚いてしまいました!
創味シャンタンの即席スープ
カップに創味シャンタンと小口切りにした万能ネギを入れ、お湯を注ぎます。
はい、これだけでもう1品完成です! お好みで白コショウを加え、香りを加えてあげても良いと思います。
中華屋で炒飯を頼むと謎のスープが付いてくるじゃないですか。アレですよ、アレ。お湯を注いだだけなのに、本格的な中華スープになっちゃうって、創味シャンタンの万能さが恐いです。そして中毒性もヤバイです。今後は冷蔵庫に常備しようと思います!
なお、各食材と調味料の適切な分量は公式サイトに詳しく載っています。もし自宅でチャレンジする場合は、そちらをチェックしてみてください!
“ガツンとくる濃厚中華の侠飯”総評:
・楽チン度:★★☆☆☆
餃子の皮に包む作業などが必要なので、普段は冷凍炒飯・冷凍餃子を愛好している身としては、そりゃあ楽ではありませんよ。第2話にして、侠飯=男料理ではないことが分かりました。・美味しさ:★★★★★
半分以上を創味シャンタンに頼っているワケですが、特に炒飯が、自宅で食べる炒飯としては桁違いの美味しさでした。
【ドラマ24】侠飯~おとこめし~第3話【レトルトカレーで作る絶品侠飯】(YouTube)
https://youtu.be/1TIOQ81B3Yw
前回の再現レシピを振り返るにはコチラ:
ドラマ『侠飯~おとこめし~』の再現レシピ
ドラマ24『侠飯~おとこめし~』公式サイト:
http://www.tv-tokyo.co.jp/otokomeshi/[リンク]
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