約450kgの巨大カボチャ6個! Googleハロウィンロゴのメイキング動画を公開
今年のハロウィンのGoogleロゴは、巨大カボチャ6個で作成したジャック・ランタンの実写動画でした。いつもはグラフィックで記念日ロゴを制作するDoodleチームは、この大がかりな「ロゴ制作」の裏側を伝える動画を公開しました。
アメリカの子どもにとって、ハロウィンといえば夜遅くまで起きて「Trick or Treat!」を叫びながら近所の家を巡り、怖い映画を友達と見て、カボチャに顔を描く楽しい行事。でも、大人になるとハロウィンは「子どもゴコロで楽しむ」イベントになっていきます。今年のハロウィンロゴは、Doodleチームはが「大人の無邪気を思いっきりやっっちゃった」結果だったようです。
まず、カボチャがお化けに変身していく面白さを追求するために、約1000ポンド(約450kg)の巨大カボチャ6個を調達。Doodleチームが総力をあげて8時間もかけてカボチャを切り抜き、絵柄を彫り込みました。厚み15cm以上もある巨大なカボチャをくりぬく作業はすごい重労働。種とワタを取り除き、下絵をつけた表面をていねいにナイフで彫り込んでいきます。しかも、壊れやすいを崩れさせずに細かな彫刻をしていくのは至難の業。きっと、翌日はみんな筋肉痛になったのではないでしょうか!?
早回しのロゴ動画では細かい部分まではわかりませんでしたが、今回の動画で見ると芸術的なほどキレイに作られていることが見てとれます。ビデオのなかで、彼らは「ふだんは顔を合わせないスタッフも一緒に楽しんでくれた」「ペグマンも来たしね!」「こういった作業を通してエネルギーが生まれるんだ」と語り、リアルな作業がスタッフ間の良きコミュニケーションの場として機能したことも評価しています。
ちなみに、ハロウィンらしい楽しくも怪しげなムードを演出する音楽を担当したのは、ニューヨークのブラスバンド Slavic Soul Party!でした。さて、次の大きな行事はクリスマス、Doodleチームがどんなアイデアでロゴを創ってくれるのか楽しみですね。
※画像は『Youtube』動画より引用。
※ハロウィンロゴメイキング動画は元記事でご覧ください。
京都在住の編集・ライター。ガジェット通信では、GoogleとSNS、新製品などを担当していましたが、今は「書店・ブックカフェが選ぶ一冊」京都編を取材執筆中。
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。