『レコルト パーソナルクーラーボックス』自分だけの“ビアサーバー”を好きな場所に設置したい人へ! 

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居間で、寝室で。いつでも好きなときにビールが飲みたい。そういう「男の夢」を叶えてくれるのが『Personal Cooler Box(パーソナルクーラーボックス)』だ。簡単に言うと「スリムでドリンクに特化した小型保冷庫」。類似品は従来もあったが、この商品はどんな特徴があるのか、実際に使ってみてレビューする。

難しい設定なく、すぐに使い出せるシンプルさ。持ち運びもらくらく!

オシャレで便利な生活家電を製造・販売するウィナーズ株式会社(東京都渋谷区)のレコルトブランドに、新たにラインナップされた『レコルト パーソナルクーラーボックス』(希望小売価格 税込12,960円・発売中)。さまざまな場所やシーンで使えるスタイリッシュなデザインの小型保冷庫で、本体は外寸で幅が約21cm、奥行22cm、高さ50.5cmと、とてもスリムでコンパクトなのだ。

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開封してビックリ。『パーソナルクーラーボックス』本体と取扱説明書、ACアダプター、そして貯蔵庫を仕切るためのトレイが2枚だけ。非常にシンプルかつ必要な物だけなので、細かい設定や取り付けなどは必要ない。これこそシンプル家電という好ましさだ。

それでは、さっそく使ってみようじゃないか。

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本体上部には、持ち運びのためのハンドルが付いている。収納式のため、設置したら畳んでしまえば上面がフラットになり、ちょっとしたモノを置くことも可能。重さ約3.9kgと、女性でも楽々と移動することができるのも大きな魅力のひとつだ。

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庫内のトレイは取り外しが可能で、トレイを2つ取り付ければ3分割、1つなら2分割に仕切ることができる。

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庫内を3分割すれば、350mlの缶ビールが2列ずつ収められる。一方、2分割なら350ml缶が1段と750mlのワイン瓶または500mlのペットボトルがピッタリと収納できる。このちょうどいいサイズ感がうれしい!

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350ml缶ビールが2列収納できるが、奥行きを忘れてはいけない。つまり、横2本縦2本の計4本の350ml缶ビールが1段に収納できるのだ。つまり、単純計算すると庫内3分割時は350mlの缶ビールが12本冷やしておける計算となる。記者なら、晩酌で飲めば3日間はもつということだ。これはありがたい。ただし、飲んだぶんは補充しておかないと、すぐになくなってしまう。

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実際に使うためには、『パーソナルクーラーボックス』のスイッチを入れなければならない。付属のACアダプターをコンセントに挿し、本体背面のスイッチを入れるわけだが……、えっ? スイッチは「OFF」と「COOL」しかない。なんというシンプルさ。ちなみに、この『パーソナルクーラーボックス』は庫内温度が周囲温度から約15℃冷却する能力を持つ。つまり、部屋の温度が27℃なら庫内温度は12℃ということになる。

 

正確に言うと冷蔵庫は常温のものを冷やす用途で使うものだが、こちらは保冷庫。つまりすでに冷えているドリンクをぬるくさせないように冷たさを維持するのが役目。だからこの程度の冷却能力で必要十分なのだ。

タワー型デスクトップPCのサイズ感で邪魔にならないからどこにでも置ける!

いちおう、取扱説明書には「食品は密閉容器に入れるか、ラップなどにくるんで入れてください」「水分、汚れを取り除いたものを入れてください」と書かれてあり、食品の保存も不可ではないが、前述のようにシンプルな構造となっているので、庫内に発生した水分を受ける皿(通常の冷蔵庫にあるような)が存在しない。だからこその「ドリンクに特化した」小型保冷庫なのだ。

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なんてことを書いているうちに、そろそろビールも冷えた頃だろう。昼間からビールなんて、ホントにダメな大人のようだがこれは「お仕事」。飲んでみなければレポートできないので、しぶしぶ缶ビールをプシュッ(笑)。デスクの上に置いておいたのだが、高さ50cm強なので、ちょっとしたタワー型デスクトップPCレベル。このぐらいなら邪魔にならないサイズ。

 

電源を入れて2時間ほど、冷却機能に優れていない保冷のためのものだが、ビールはちょうどいい塩梅に冷えていて美味しかった。夏場は特にそうなのだが、ビールを含めてドリンク類は冷えすぎていると胃腸に良くない。必要にして十分な冷却能力だと思う。なお、この『パーソナルクーラーボックス』の消費電力は約27W。これは一日あたりの電気代が0.7円、1ヶ月使用しても20.99円(東京電力調べ)で、まったく気にするレベルの電気代ではないことも付け加えておこう。

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まとめ:ファミリーのお父さんにピッタリな自分専用ドリンクサーバー

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デザインがシンプルなので、リビングや寝室に置いても悪目立ちしないスッキリした『パーソナルクーラーボックス』。カラーバリエーションは黒と白の2色展開で、黒はどこに置いてもシックな印象を与えられる。逆に白だが、これは記者のイメージだけど、材質がマット地のABS樹脂なので、イラスト等を描いたり、ステッカーを貼るのもオシャレなんじゃないかと思う。

 

またベッドルームなどに置いた場合気になるのが騒音だが、静音性の高いペルチェ冷却方式を採用しているためか、モーターの駆動音が気にならない。というか、むしろ音がしない。 電源が入っているかどうか不安になるくらい。なので寝室に設置しても、睡眠を妨げる心配はないだろう。

 

もちろん、この『レコルト パーソナルクーラーボックス』はあくまで保冷庫なので、一人暮らしのメイン冷蔵庫として使うことはオススメできないが、何部屋もある一戸建て住居やマンション等に住むファミリーの、自分専用のドリンクサーバーとして活躍の場は広そうだ。

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