国会周辺に野生のタヌキ「のだちゃん」(仮)あらわれる

国会周辺にあらわれたタヌキ

 東京・永田町の国会周辺に最近、野生のタヌキが出没するという。目撃情報があったのは、国会議事堂の衆議院南門周辺の路上。2011年10月24日18時半頃、たまたま近くを通ったフォトジャーナリストの堀田喬さんがその姿を写真に収めた。

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http://news.nicovideo.jp/watch/np99131

「このあたりがタヌキの巣ではないか」と案内をしてくれたフォトジャーナリストの堀田喬さん

 堀田さんによると、タヌキは1匹で路上におり、写真を撮ると驚いたのか近くの駐車場の茂みに消えたという。堀田さんは、タヌキが出没した現場を案内しながら「国会の中にはタヌキみたいな人がいっぱいいるけど」と皮肉を交えながら、笑顔で語る。

 また、近くの駐車場で警備員を勤める男性は、タヌキについて「ここ数ヶ月、日が暮れて暗くなる頃、ひょっこりと現れる」と話す。タヌキは特に人に餌付けをされている様子はなく、衆議院の敷地内の木立で木の実などを食べている「野生」であると考えられる。

 我々、ニコニコニュースの記者のあいだでは、このタヌキが荒川のアザラシ「あらちゃん」に次ぐアイドル的存在になると予測。永田町の「永ちゃん」、国会の「カイくん」、「野狸(ノダヌキ)」の「のだちゃん」などの愛称の候補を挙げた。皆さんならどんな名前を付けるだろうか。

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(文・山下真史、写真・堀田喬)

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