4つの会社経営でも18時退社! 仕事の速い人の”パソコン術”とは?
あなたの会社にいる妙に仕事が速い人。一見、特別なことをしている様子はないのに、何故なのだろうと不思議に思ったことはありませんか?
本書『仕事が速い人ほどマウスを使わない! 超速パソコン仕事術』の著者である岡田充弘さんも、そんな仕事が速い人のひとり。岡田さんは、4つの会社を経営し、仕事量もかなりあるにもかかわらず、基本的に毎日18時には退社して趣味や食事を楽しんでいるといいます。しかし、その速さは、岡田氏自身の特別な能力や才能ではなく、実はパソコンに秘密があるとか。
「仕事のスキルアップはもちろん大切ですが、それには時間がかかります。しかし、パソコン作業の効率化は、『ワザ』を覚えるだけで時短効果を実感することができます」(本書より)
そこで、パソコン作業の中でも苦手な人が多い「Excel」の”ワザ”を本書からセレクトしてみましょう。
1.「Shift」+「F3」
セル上で押すと関数が開き、選択肢のなかから適切な関数を選ぶことができます。関数名を知らなくても、検索や分類から探せば、選択肢として現れる関数名と解説から、必要なものを見つけることができます。
2.「Alt」+「Shift」+「=」
数字が入った列の最下行でこのキーを押すと、SUM関数(小数)が挿入されます。いつでもさっと足し算ができるようになるので、計算機の代わりとしも使えます。
3.=ROW()-(数字)
表の行数を基準に採番(番号をつける)する関数で、作表時の項番号の付与に使えます。たとえば、1行目をタイトル行、2行目を項目行、3行目からデータスタートさせたい場合には、「ROW()-2」のようにしてA3以降のセルにコピーすれば、1,2,3,4…と続けることができます。
岡田さんによれば、Excelに限らずパソコンの「ワザ」を取得するには、”訓練”という意識は捨てて、ゲームや楽器のように、楽しみながら身につける感覚が大切だといいます。
本書では、こうした「ワザ」を80個にまとめて紹介。マウスを使わずに済む「ショートカットキー」をはじめ、文章作成術、メール術、情報検索術など多岐に渡ります。数々の「ワザ」は、仕事が終わらないと悩むビジネスパーソンにとって、まさに”救世主”といえそうです。いつもより仕事を早く終わらせ、有意義な時間を確保してみてはいかがでしょう。
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