【地下アイドル通信setlist7】大阪にエールは届いたのか? 第2回dianaファンミーティング取材レポート

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記者が勝手に始めた【地下アイドル通信】はおかげさまでsetlist7になった。
毎度のことであるが、「地下アイドル」というというタイトルは地下アイドルのみを対象にしたものではなく。地下であろうが、メジャーであろうが取材オファーを出してくれる限り取材し続ける記者が始めた不定期連載である。

さて、今回のアイドルはこのシリーズ3回目の登場となる横浜DeNAベイスターズのオフィシャルサポーティングガールズユニットdianaだ。

※参考記事
【地下アイドル通信setlist4】 横浜スタジアムでは見たことがあるかも?初ワンマンライブ『diana ファンミーティング』
https://getnews.jp/archives/1363660 [リンク]

【地下アイドル通信setlist5】 横浜スタジアムで見た!試合前の『diana』独占密着取材
https://getnews.jp/archives/1455350 [リンク]

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第2回目となるファンミーティングが横浜市で行われた。
恒例によりメンバーのインタビューを開始する。
今回は時間の都合上4名。

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1番、村瀬らむさん、1年目。
のっけからテンション高く、とにかく元気な女の子。時間がないのにしゃべりまくる。なかなか押しの強い子だ。

--あの~、いいですか?(笑)海外で別行動したら終電がなくなって帰れなくなったとか?

「そうなんですよ~。台湾だったかな?旅行に行ってなんか面白くないのでバス降りて一人で別行動していたら電車がなくなってしまって、ホテルに帰れなくなったんですよ~。もうノープランだったので!やばいでしょ?」

--それはヤバいですね。で、どうなりました?

「人に聞いたらおばあちゃんが出てきて、中国語でいろいろ言ってきて…」

--村瀬さんは英語か何かできるんですか?

「英語はおろか日本語も怪しいのに、できるわけないじゃないですか~!」(一同ウンウン)
「で、おばぁちゃんがあんた日本人かね?って聞いてくれて、タクシー停めてこの子お金があんまりないから最短で行ってあげてって頼んでくれて、何とか帰還できました」

--団体旅行で村瀬さんが戻ってこなくて誰も心配しなかったんですか?

「それが誰も気が付いてなかったんですよ。悲しいです」

と、だれからも行方不明が気が付かれなかったらしいので、まだ見つけられてないヲタさんは、ぜひとも彼女を見つけてあげてほしい。

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2番、小林亜依さん、2年目。
見た目も話した感じも落ち着きのあるお姉さん。どこかしら癒しがあるようにも感じるのは彼女の天性か。

--お腹が出る服がピンチだとか?

「2-3年くらいアメリカに留学していたんですが、その間に25キロも太ったんですよ」

--え、2.5キロじゃなくて25キロですか?

「そうなんです。帰国してだいぶ落としましたけど、お腹だけはまだまだで、困るんです」

ライブ中の企画ネタを見ていると、自虐ネタとしていじられる対象になっているようだが、彼女の歌唱力は半端ではないのでソロで歌わせればお腹のことなんかどうでもよくなるかもしれない。

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3番、あず沙さん、1年目。
記者はあらかじめ全員の写真付きのプロフィールを運営から受け取っていて、それを見てあらかじめどんな人なのか事前にあえて予断を持つ。そうすれば話した時にギャップがあるので、新たに気が付くことがあるからだ。

--あのぅ、本人ですか?あまりにも写真と違いすぎるので。いや、本人であれば実物の方がいいんですよ。

「はい、本人です(笑)そんなに違いますか?」

--違いますねぇ。写真写り悪いんじゃないですか?(笑)

「あ、そうかもしれません。記者さんいいように撮ってください!」

--私は記者であってカメラマンではないので…。ところで、街で読モと間違われて追い掛け回されたとか?

「そうなんですよ。違うのに間違われて…わたし、街でティッシュをもらっても断れなくて、いろんな人から声を掛けられるんですよ。話しかけやすいんですかね?」

--それは、あず沙さんが人当たりがいいからですよ。

「いい言葉ですね、さすがプロの表現は違います!」

と、アイドルにおだてられてうれしいやら恥ずかしいやら、しかし自己紹介でクレオパトラとは言い得て妙で、おそらくクレオパトラちゃんとして記憶に残るかもしれない。

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4番、Cyanさん、2年目。チャンではなく、シアンと読む。
彼女と話すのは今回が初めてだが、今までの取材で最も撮れ高がよいメンバーのうちの一人。表情豊かで、どの角度からでも画になる。

--ところで、プロフィールに書いていない新たなピンチを初公開してくれるそうですが?

「実は、今付けている巻きスカートのような衣装なんですが、神宮球場で留めているボタンが外れてしまったんです!」

--パフォーマンス中であれば直すわけにもいかないですよね、目立ちますから。

「そうですよね。だからそのまま踊り切りました!あの時は焦りましたよ」

これまで、メンバーのピンチの話をずっと聞き続けてきたが、いろいろあるものだ。まだインタビューしていないメンバーがいるので、一回りするまでは聞いていきたいと思う。

では、彼女らのワンテイクのみの動画をお送りする。

■dianaファンミーティング インタビュー 11JUN2016
https://youtu.be/c42XKIaghtk

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ということで、ファンミーティングは定刻でスタートした。

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ライブの画像をご覧いただきながら、ファンへの直撃インタビューをしたのでその模様を書いておく。
開場前の物販の列が伸びていたところで、買い終わったファン2名に声を掛けた。

--何を買われたんですか?

「バッジですよ。これは小さいの…」

と、いろいろと見せてくれた。

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--今回は2回目のファンミーティングですが、入りはどうでしょうかね?

「どうですかね?今回はシーズン中なので少ないかもしれませんよ。今日は大阪で試合やってますから」

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--横浜ベイスターズファンが多いということでしょうか?

「はい、そう思います。土台がベイスターズですから仕方がないと思います」

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--ファンとしては東京とか大阪とかで大々的にやった方がいいとは思われませんか?

「それはありますけど、私は横浜ベイスターズだから横浜でやることに意義があると思ってますので、このままでもいいです」

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--ところで、推しメンは誰ですか?

「イチオシはメンバーの入れ替わりで今はいないんです…」

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--ではニオシは?

「(中村)比菜ですかね(笑)」

と、照れくさそうに答えてくれた。

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「あのー、地下アイドル通信…的な記者さんですよね?今回も記事楽しみにしています!」

と、読者様であることが分かって記者も驚いた。
読んでいて下さる読者に直接お会いする機会は何度かあるが、期待されると記者も照れくさい。
インタビューのお礼を丁重に申し上げて、舞台裏に戻った。

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写真は企画ものに移っている。

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相変わらずのグダグダさがファンの笑いを誘う。
記者も舞台袖で笑いっぱなしだったので、これでいいのだろうと思っている。

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すべての台本はあらかじめ運営側からもらっている。
これは、シャッターチャンスを見極めるために好意でいただいているものだが、リハーサルを見ていたので安心しきっていたら、まったく台本と違う場面が多数あり、彼女らなりにアドリブで面白くファンを楽しませようとしているのが伝わってくる。

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今回の企画ものは、「diana新メンバー下剋上(げこくじょう)バトル!」と題して、行われた。

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のっけから台本にない「新メンバーが勝ったら新メンバーだけでシングル1枚!」とやらかしてしまえば、仕方がないので受けて立つ先輩メンバー。

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1回戦はボーカルバトルで、Sayaka vs 小林亜依の対決。
これはもう、小林さんの歌唱力さく裂で一方的な勝利。
ちなみに、ファンの拍手で勝敗が決まる。

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2回戦はポエムバトルで村瀬らむ vs 中村比菜の対決。
なんだかわけのわからない、と言っては失礼だがポエムを披露する。
しかし自分で作曲した曲をバックで流すというのには驚いた。

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3回戦はお絵かきバトルで橘亜李彩 vs Yuna。
このお題も、アドリブで変更されてしまった。

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4回戦は私服センス対決であず沙 vs Cyanの対決。
あず沙さんがさわやかなデート勝負服で来たかと思うと、Cyanさんはベイスターズのユニフォーム。
これはずるいなぁと思いながら見ていると、やはりCyanさんの勝ちになってしまった。
ベイスターズファンばかりだから仕方のないところだ。次回はユニフォーム禁止でお願いしたい。

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5回戦はダンスバトルで、若槻彩香 vs 鈴木あゆみの対決。
高校時代チアで全国2位の若槻さんと、不動のセンター鈴木さんで大いに盛り上がる。

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はずだったが、鈴木さんの曲が間違って出てしまって、アドリブでカバー。

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再度仕切り直しとなるが、今度は曲そのものが出ずに、またまたリカバリー。
この模様はのちほど動画でご覧いただく。

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最終戦は、ファンを動員する参加型バトルで、小谷津友里 vs Mamiの対決。
Mamiさんは人数の関係から新メンバー側で参戦していた。

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総合結果は、先輩チームが3勝2敗1分けで勝利した。
したがって新メンバーのシングルは無し。

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舞台袖で見ていた記者の私見で恐縮だが、新メンバーは先輩メンバーのファン層の厚さに圧倒されたと思う。

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それは時間的なアドバンテージがあるとはいえ、培ってきた先輩メンバーの輝きに他ならない。

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新メンバーはこういう時にどれだけ頑張る気持ちを持ち続けるかという面において、自分との戦いとなるだろう。
彼女たち新メンバーの奮起に期待したい。

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こうしてファンミーティングは所定の楽曲を終了した。

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アンコールではこの日、京セラドームで行われる対オリックス戦で勝利できるようにエールを送る形で行われた。

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こういうシチュエーションで盛り上がることができるのは、球団のオフィシャルならではのものだ。

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6月11日の試合は7-0でベイスターズの勝利となった。

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おそらく彼ら、彼女らのエールが大阪に届いたのだろう。

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では、ファンミーティングの模様をダイジェストHD動画でご覧いただこう。

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機材の都合上、また撮影場所が舞台袖なので決していいアングルではないことはお断りしておくが、普段は見ることができない場所からだと思ってご了承願いたい。

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■dianaファンミーティングダイジェスト 11JUN2016
https://youtu.be/E1B4rHlHM9M

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ファンミーティング終了後は、ハイタッチでお見送りとなる。

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その後、CD購入者特典で好きなメンバーと写真を撮影したり、握手をしたり、サインをもらったりとファンとの交流がある。

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合間を縫ってのエア握手を何人かにお願いしたのでご覧いただこう。

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そろそろ列が途切れだしたので、さっとレンズを向けてどんなポーズをとるのか、試してみた。

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彼女たちの即席モデル対応はいかがだっただろうか。

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ファンが全員退場して、最後の訓示を神妙に聞き入るメンバーたち。
今回で3回目の取材となったが、ざっとメンバーの個性がわかってきたような気がする。
次回の取材機会があれば、ファンの方も現場で記者に声を掛けて気軽に取材に応じていただければ幸いである。
アイドルグループというのは、メンバーとファンで作り上げていくものだと考えているからだ。

※写真・動画はすべて記者撮影・収録

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(執筆者: 古川 智規) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか

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