「子供の頃から日本アニメ好き」 ミラ・ジョヴォヴィッチ、ニコファーレで大はしゃぎ

ニコファーレに舞い降りた巨大飛行船に大喜びのジョヴォヴィッチさん

 映画『三銃士』(10月28日公開)の記者会見が2011年10月23日に東京・六本木のニコファーレで開かれ、来日中のポール・W・S・アンダーソン監督、女優のミラ・ジョヴォヴィッチさん、日本語吹き替え版を担当する俳優の溝端淳平さんらが登壇した。途中、AR(拡張現実)技術を用いた巨大宇宙船が客席に現れるサプライズ演出があり、「こんなの初めて。すごい!」と登壇者らを驚かせた。

 『バイオハザード』シリーズなどで知られるポール・W・S・アンダーソン監督の最新作『三銃士』は、アレクサンドル・デュマの冒険活劇「三銃士」を題材にしたアクション映画。17世紀のフランスを舞台に、奪われた王妃の首飾りを取り返すため、若き青年ダルタニアンと三銃士が旅に出る。映画では劇中、レオナルド・ダ・ヴィンチが設計した巨大な空飛ぶ船が登場。空中での激しい戦いが描かれる。

■「空飛ぶ船のイメージは『ヤマト』と『オーディーン』から」

 「ミレディ」を演じたジョヴォヴィッチさんが「子供の頃から日本のアニメが好きで、キャラクターの絵をよく描いていた。お姫様キャラクターなのに空中戦というものすごいスタントをしてしまうミレディは、日本のアニメ的よね」と語ると、ジョヴォヴィッチさんの夫でもあるアンダーソン監督も、

「もともと日本のマンガ・アニメが大好きで、撮影の方法に影響を与えていると思う。『三銃士』に登場する空飛ぶ船は、大好きなシリーズ『宇宙戦艦ヤマト』と『オーディーン 光子帆船スターライト』にとてもインスパイアされたよ」

と、夫婦そろって日本アニメファンであることを明かした。

 また、溝端さんが「飛行船をここに呼びたいと思います」と言うと、ニコファーレの特長である全面LED画面やCG技術を駆使したAR表現で、劇中に登場する巨大飛行船が会場に舞い降りた。ゲスト陣は飛行船に触れるような仕草をしながら、

「カッコイイ!日本ならではだね!」
「こんなの初めて! すごい!」
「続編はこの部屋で撮影しようかな」

後から出てきた小型飛行船を蹴るジョヴォヴィッチさん

と大はしゃぎ。ニコニコ生放送の視聴者も「かっけええええええええええええええ」「落ちてくるーw」「こりゃすげぇ技術だな」「記者逃げろおおおお」と大興奮。飛行船同士の激しい戦いが目の前で繰り広げられると、ジョヴォヴィッチさんは「爆発で髪が焦げた気がする!」と、楽しそうに語った。

◇関連サイト
・[ニコニコ生放送] 溝端淳平さんが巨大飛行船を呼ぶところから視聴 – 会員登録が必要
http://live.nicovideo.jp/watch/lv67965028?po=news&ref=news#0:49:29

(中村真里江)

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