「面倒くさい、だるい」はもう卒業! “先延ばしグセ”から今すぐ脱出する方法
「面倒なレポート、また提出期限ギリギリになっちゃった。徹夜だ…」
「応募しようか迷ってたバイト、締め切りすぎちゃった…」
面倒なこと、苦手なことなど、ついつい先延ばししてしまいませんか?
すぐやるほうが良いことは分かっていますよね。
それなのに、ついつい…。
でも、もう大丈夫。
話題の本『結局、「すぐやる人」がすべてを手に入れる』に、先延ばしグセから今すぐ卒業するヒントがたくさん書かれているんです。
http://www.amazon.co.jp/dp/4413039580
その中から書評ライター・ホラノコウスケ(@kosstyle)が、3つのポイントを紹介しましょう。
1.行動できない理由を書き出すと整理できる
「解決に向けて行動しよう」という思いと、「行動できない」という思いが対立し、葛藤することで、フリーズ(思考停止)状態になっているのです。その結果、行動できなくなります。思考が行動にストップをかける典型例です。
そんなときには、どうしたらいいでしょうか?
このフリーズ状態を解除する方法は、自分の中でぶつかり合っているそれぞれの思いを全部書き出すことです。
P.27
たとえば、新しくコンビニのバイトに応募するか迷っているとき。
「応募しよう!」という自分と、「でもなぁ〜」と躊躇してしまう自分の、二人いるかもしれません。
まずは「応募しよう!」という自分の思いをフセン1枚に1つずつ、どんどん書き出しましょう。
「お金を貯めて旅行に行きたい!」
「バイトで友達できたら楽しそう!」
「家にいてもヒマだし、何かやりたい!」
など色々出て来るかもしれません。
次に、応募に躊躇してしまう自分の思いも書き出すのです。
「面接、緊張する」
「店長が怖い人だったら嫌だ」
「大変だったらすぐやめたくなるかも」
両方の自分の思いを書き出し、受け入れるのです。
そのフセンを分類したり、順序を並べ替えたりしてみると、自分自身のことがよく理解でき、少しスッキリしませんか?
2.人に相談すると行動をはじめられる“きっかけ”が見つかりやすい
自分だけの力で解決しなければならない
↓
どうしていいかわからない
↓
とりあえずこの問題は棚上げしておこう
こうなると面倒くさくなって、行動しない自分のできあがり。それでは、ダメなのです。この思考では、出せる結果も出せなくなってしまいます。
大切なのは、「自分以外の力」を使うことです。
P.36
レポートの宿題を先延ばししているなら、たとえば学校の友達に相談してみては?
いまどのくらい書いたか、どんな風に進めたかなど、聞いてみるだけで違うでしょう。
あるいは分からないことがあるなら先生にすぐ相談すれば良いのです。
バイトの応募なら、コンビニでバイトしている友だちに聞いてみるのも手です。
ネットでコンビニのバイトをしている人のコメントを探してみるのも良いかもしれません。
面接が得意そうな仲間にコツを聞いてみるのも良さそうです。
自分以外の力もどんどん使いましょう。
3.一歩でも動き出せば、前に進みやすくなる
行動し始める時は力が必要になりますが、一度でも動き出してしまえば、そのあとは楽に動くことができます。
P.6
どんなに大きなことを成し遂げた人も、最初は小さなことをしたのです。
P.80
そもそも私たちの行動は、細分化された「小さな行動の積み重ね」でできています。小さな行動を積み重ねることで、大きな夢を実現するのです。
P.82
たとえば10ページ以上書くレポートの宿題があるとき。
面倒でイヤになってしまうこともありますね。
10ページと思うから大変なのです。
まずは小さな一歩。
「今日は5行だけ書く!」と決めたらどうでしょう。
そのくらいなら気軽にできるかもしれません。
そして5行書いていると案外ノッてきて、続きも書いてしまうものです。
まとめ
あなたが先延ばししていることは、何ですか?
1. 行動を阻害するものを書き出す
2. 自分だけで解決しようとしない
3. 小さな一歩を大切にする
で、どんどん行動しましょう!
人間、やったことを後悔するより、やらなかったことを後悔することのほうが多いんです。
やって失敗したとしても、やらなかったよりマシ!
そう考えてどんどん行動してみましょう!
※この記事はタウンワークマガジンとガジェット通信で共同制作しました。
文:ホラノコウスケ(書評ライター、マインドマップ読書術 講師) 企画:ガジェット通信
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