不適切だが違法ではないのでOKということです。
6月6日舛添知事の第三者委員会による報告会が開催されました。
ちょっと数えてみると報告書には “不適切”という言葉が84箇所、“違法”が16箇所ありました。
今回の報告書は 「舛添知事がプライベートのために支出するものは政治資金にはつかってはいけません」「政治資金は政治活動資金なのですからそれ以外の目的には支出してはいけません」に対してそれぞれの支出がプライベートであるかないかを調査したものです。
※野々村元兵庫県議会議員(号泣議員)の場合は政務活動費を交通費や切手代として詐取したとして詐欺罪で起訴されているので似ているようですがいまのところまったく違うお話です。
この報告書は弁護士さんが厳しくつくっているというお話です。
報告書には「不適切だが違法ではない」という文言が何度かでてきますが結局政治資金とは美術品やクレヨンしんちゃんも政治活動だと言い切ってしまえば適切ではないが違法ではない模様です。
これは都議会でも問題になるとは思いますが同じ報告書を提出してから追求をはじめる都議会議員もいらっしゃることでしょう。 今後の都議会に注目です。
報告書のpdfファイル
※おときた駿都議会議員がご自身のブログで報告書全文をアップされておりますのでご参照のほど。
http://otokitashun.com/blog/togikai/11612/
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