『東京国際アニメフェア2012』にちゃっかりと角川が戻ってきてる 『アニメコンテンツエキスポ』は?
今年開催される予定だった『東京国際アニメフェア2011』は、東京都青少年健全育成条例に反発して91社もの参加中止企業が出ていることが判明した。参加中止を表明した企業側は角川が主催する『アニメコンテンツエキスポ』での出展に乗り換える企業も多数。この『アニメコンテンツエキスポ』は『東京国際アニメフェア2011』と同日の開催日となっており、石原都知事に対して対抗意志を見せつけるものだった。
しかし3月11日の大震災の影響で『東京国際アニメフェア2011』と『アニメコンテンツエキスポ』の両イベントとも開催が中止となった。
そんな『東京国際アニメフェア』の2012年の実行委員一覧が公開されている。『東京国際アニメフェア2012』は2012年3月22日(木)から3月25日(日)まで開催される予定。しかし実行委員一覧を見てみると昨年離脱したはずの株式会社角川書店の名前があるのだ。
あれほど喧嘩腰だったにも関わらずちゃっかり出戻り? 一体何があったのだろうか。『アニメコンテンツエキスポ』のウェブサイトを見てみると何も表示されず、真っ白のままだ。どうやら『アニメコンテンツエキスポ』は一度も開催されなかった幻のイベントとして終わったようだ。
ネット上では「なぜ不参加を貫かないのか」、「抗議はもう終わったのか」、「先走ったな」という書き込みがされている。両者で折り合いをつけて角川が戻ってきたのだろうと予想されるが、それにしても何の説明もなさ過ぎる。
東京国際アニメフェア参加中止は10社どころじゃなかった 91社も参加取りやめ!
※画像は東京国際アニメフェアのウェブサイトを加工して掲載。
※この記事は、ガジェ通ゴールドラッシュの「ソル」が執筆しました。[リンク]
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