(またまた)ワイルドな患者さん(small G)
今回はsmall Gさんのブログ『small G』からご寄稿いただきました。
(またまた)ワイルドな患者さん(small G)
患者さんが自己都合で退院されました。
要するに自分の自由を基本とした生活がどうしても忘れられず「やっぱり俺を家にかえしてくれ~」と言われて私の方もいろいろ説得をしたのですが、どうしても、、、ということで退院となりました。
薬を変えたばかりでもう少しその薬効を観察しなければならないのです・・・と説明をしたのですが、本人は平気の平左。
「ぶっ倒れたら救急車呼ぶで、先生には迷惑はかけん!」と言って出て行かれました。内心で「うーん。ぶっ倒れたら救急車を呼ぶ余裕はほぼ有り得無いと思うんですが~、、、」と思っていたんですが、まあ、そういうネガティブな選択も含めて患者”サマ”の自由ですので、私が留める権利はありません。
さて、翌日・・・。
当直司令から夕方過ぎに電話が入ってきました。
曰く「先生、昨日自己都合で退院されたという方がベロベロに酔っ払って救急車を呼んだ挙句、もう一度入院させてくれって言ってたんですが、ここは内科救急は取らないということで当直の先生がお断り致しました。」と電話がありました。orz
何だかな~。
勝手気ままに生きるのは良いけれど、それならそれで迷惑かけんように(ダンディーに)生きるという選択は出来んのですかね?美学無さすぎっすよ。
執筆: この記事はsmall Gさんのブログ『small G』からご寄稿いただきました。
寄稿いただいた記事は2016年6月3日時点のものです。
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