清野菜名が濡れる濡れる! 4DXでゾクリ感MAXな清水崇監督『雨女』WEB特番公開中 [ホラー通信]

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臨場感あふれる4DXシステムですが、多くの作品は通常の劇場での上映を前提に制作されており「椅子が動く」といったギミックに頼りがちというのが正直なところ。
そんな中、『THE JUON/呪怨』などジャパニーズ・ホラーの第一人者・清水崇監督が4DXを研究して最大限駆使したという『雨女』が2016年6月4日より公開。もちろん4DX劇場限定のロードショーとなります。

6.4(土)4DX限定公開『雨女』WEB特番<4DX恐怖体験SP> – YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=5A9VmDKp9Gg [リンク]

『YouTube』で配信されているWeb特番で「劇場に雨が降る」と豪語している清水監督。「日本映画でいかにエフェクトを効果的に使うか」と語ります。椅子の動きだけでなく、風・雨・香り・光などを駆使。「派手なシーンが続く娯楽大作はいくつか経験させてもらったのですけれど、それらは4DXのエフェクトをつけることを前提に作られていなかった」といい、「エフェクトなしの部分がジトッとただドラマを見せる。それで生まれる緊迫感がある」と緩急をつけて恐怖感を増していく手法を採用している様子。
すでに視聴した人からは「ぽつぽつずっと音がしていた」と水の音によって心理的に追いつめられる空気が劇場を支配していたと証言。湿った匂いなどで映像の中にいるような臨場感があるといいます。

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『TOKYO TRIBE』『東京無国籍少女』などで注目される清野菜名さんが、とにかく水に濡れている印象が強い本作。雨の中の移動や風呂場、そしていつも夢に出てくる踏切前……。彼女の熱演に期待が高まります。
そのほか、脇を固める栁俊太郎、高橋ユウ、田口トモロヲといったキャストたちが水深5mのプールでの真冬の水中撮影など、徹底的に追い詰められた空気を作り出しています。35分に凝縮された恐怖感から目を離すことができそうもありません。

『雨女』ストーリー

雨の日の夜、理佳(清野菜名)は必ずと言っていいほど、同じ夢を見た。大雨の中、踏切で電車が行くのを待つ幼い少女。その前に突如現れ、踏切の中に入る黒い服を着たビショ濡れの女。女は男の子を大事に抱き寄せながら、少女の目の前で電車に轢かれてしまう。そんな夢を毎回見続け、さらには彼氏である隆(栁俊太郎)との煮え切らない関係に憂鬱な気持ちを抱えていた理佳は、母の命日に地元に帰省することにするのだが……。

『雨女』公式サイト
http://www.ame-onna.jp/ [リンク]

(C)2016「雨女」製作委員会

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ふじいりょう

乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。

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